IPCC科学者が2096年と予想していた914hPaのスーパー台風(19号)が2019年に襲来。地球温暖化は深刻です。

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
過日の台風19号は、台風15号ほどではないにせよ、成田市においても停電や倒木、さらには市内の利根川浸水想定区域に一時は警戒レベル4の避難勧告が発令されるなど緊張感が走りました。
報道により少しずつ各地の被害状況が明らかになってきていますが、「世界史上最大級」「カテゴリー6」という台風19号は甚大な災害をもたらしました。
お亡くなりになられた方々に冥福をお祈りすると共に、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。
これほどのスーパー台風が日本に上陸することを誰が想定したでしょうか。
これも、地球温暖化が悪化していることの証左なのかもしれません。
ネットサーフィンをしていると、
「NHKスペシャル「地球シミュレータの警告」2006年2月18日放送」
2096年8月上旬、仮想地球で南太平洋で発生した最大級の台風が発生し、914hPaの勢力で8月23日、四国に上陸し、未曽有の災害となる。とあります。
動画の33分からご覧ください。
地球温暖化がこのまま悪化し続けると2096年には、とうとうスーパー台風が発生してしまうという警鐘だったのですが、それが、2019年に発生したことになります。
IPCCの科学者の予測よりも、はるかに地球温暖化は悪化しているということを理解する必要があります。
地球温暖化における抜本的な対策を世界中の政治は打てずにいます。
その意味では、地球温暖化は今後もさらに進展してくことになると思います。
こうした一方で、今回の台風19号は、その規模が『世界史上最大』であったことから、世界中が注目をしていたという報道を見ました。
これだけ甚大な被害を受けた日本を目の当たりにし、世界は温室効果ガスの削減や、温暖化を止めることについて重い腰を上げ、真剣に目を向けていただけるでしょうか。
飢餓や戦争など、世界各国において解決すべき課題は山積していますが、今回二つの台風を経験した一人として、国を超えた地球市民としての立場から、地球温暖化に向けて真剣に乗り出す契機としなければならないと痛切に感じます。
