国へ航空機落下物の対策強化要請。毎年19億円不足、公共施設マネジメントの必要性。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
千葉県知事をはじめ空港周辺9市町が11日夜に成田空港に到着した日本貨物航空の機体から重さ60キロほどの部品の欠落が確認された事案について、対策要請などが実施されました。
【航空機落下物の対策強化を】
貨物便から60キロのカバーが欠落した問題で、熊谷俊人知事は14日、国交省航空局長あてに、航空機落下物対策の強化を要請しました。(会員向け)https://t.co/e1bAGucbaq— 千葉日報 (@chibanippo) February 15, 2022
【チバテレニュース】「大変遺憾」約60キロの部品欠落で周辺市町 国交省や空港会社に対策強化を要請 https://t.co/lNMQ4ue3dj #チバテレ #チバテレプラス
— チバテレ【公式】 (@chiba3ch) February 16, 2022
発生した事実を重く受け止め、再発防止に努めてほしいと思います。
さて、今日は午前中に議員団研修会が開催されました。
「公共施設マネジメント~拡充から縮充への発想転換~」と題して南学先生に講演をいただいたのですが、改めて公共施設マネジメントの大切さに気付かされました。
成田市の公共施設更新にかかる費用は、向こう40年間、毎年43億円かかると試算されていますが、年間充当可能額は24億円と、毎年19億円不足している状況にあります。
公共施設を一度整備してしまうと、ランニングコストだけではなく施設維持のための改修・更新費などが後にかかってくるため、現在多くの自治体が公共施設の維持管理に苦慮しています。
今日の講義では、統廃合による施設整備を進めることや、再整備にあたっては施設集約化による施設面積を減らす工夫が大切との指摘がありました。
学校や公民館を一体整備するといった具体例もあり参考になりました。
成田市においてもそうした事例を検討できるか、今後の活動に活かしていきたいと思います。
その後は議会運営委員会、広報広聴委員会、会派会合、上程議案について執行部とのヒアリングが行われました。
また、爆破予告されている18日開会日に向けて警備・警戒体制などを協議しました。
物々しい雰囲気での議会開会日となりますが、警察はじめ各部職員の皆さんと警戒にあたっていきます。
それではまた明日。