デマ情報なのに「希少性の心理」が働いた民衆は買い漁り、街中からトイレットペーパー・生理用品が消える。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
面白いと表現してはいけないのかもしれませんが、たとえデマ情報をわかっていても、結局みんながトイレットペーパー、生理用品、キッチンペーパーまで買い漁るという行動がでる理由を調べると、希少性の心理が働いたことによるようです。
希少性の心理は、人が要求している量(需要)に比べ、利用できる量(供給)が少ない時、そのモノの価値が高くなる、または高く思える心理現象のことです。
今回、マスクの供給が少ないという情報から、だからトイレットペーパーもやばい!(デマ情報ですが)となり、その情報が拡散されたため、紙類の価値が高まったことによって、一気に民衆の需要が殺到してパニックになりました。
そして、その模様をさらにメディアやSNSで拡散され、マスクだけではなく、トイレットペーパーなどの紙類全般の品薄へとつながっています。
こうして「希少性の心理」が働き、店舗では売り切れが続出しました。
成田市内スーパーの写真。たとえデマだとしてもトイレットペーパー、生理用品が【棚に無いから買いに走るの悪循環】そして、それをみてパニックは広がる💦仲間の情報によると印西コストコはすでに入場制限とのこと。 pic.twitter.com/DPU7a3caU1
— 成田市議会議員 雨宮しんご (@shingo_amamiya) February 29, 2020
この後、コストコの紙類はすべて売り切れになったようです。
買いだめされると一時的に需給バランスが崩れて本当に欲しい人に届かなくなってしまいます。成田市では4日から小中学校の休校が決まりましたが様々な家庭の事情を踏まえて学校での預かりも視野に検討しています。そうなれば、自宅待機であったとしても必要になるのは13日までのお弁当くらいです。
— 成田市議会議員 雨宮しんご (@shingo_amamiya) February 29, 2020
何も焦る必要はありません。
子どもが自宅待機になろうが、平時と比べて必要になるのはお弁当くらいです。
マスクはあまり布などで作ってあげればいいし、カップラーメンなどを買いだめしておく必要はありません。
商品の在庫も物流も安定しています。
手洗いうがいの励行は大切ですが、冷静な行動を心がけて欲しいですね! https://t.co/6ddE7OiMvr— 成田市議会議員 雨宮しんご (@shingo_amamiya) February 29, 2020
畑違いながら、精密機械を扱うということで社内利用しているシャープさんも作ってくれるようになりました。こうした企業の勇断は評価されるべきです!
メディアはこうした情報をどんどん発信するべき‼️トイレットペーパーは潤沢‼️落ち着いて行動しましょう。https://t.co/AMo7X0V2xv
— 成田市議会議員 雨宮しんご (@shingo_amamiya) March 1, 2020
うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる
奪い合えば、足りなくなりますが、
分け合えば、余るものです。
買いだめをやめて適量を購入しましょう。
落ち着いて行動し、適切な予防を図りましょう。
それではまた明日!