「停電」>「車」は一般論。地域にとって「足」は食材の調達など重要なインフラです。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
ようやく、停電解消の発表に胸を撫で下ろしたところですが、地区住民の方からご要望いただき、倒木により唯一の生活道路が塞がれ、車両通過が困難となっていた危険倒木の復旧作業を要請し、現場へ。
電線にもたれかかっていたため作業は電力会社しか担えないのですが、停電(断線)していなかったことから、ここまで後回しになっていました。
確かに、その重要性などを考慮すると一般的には「停電」>「車」という判断になるかもしれませんが、この地域にとっての「足」は食材の調達など、重要なインフラでした。
今回の天災について誰を責められるわけでもありませんが、地域に丁寧な説明がなされていれば、あるいは良かったのかも・・・と思ってしまいました。
むろん誰もが、ここまで停電が続く特殊災害になるとは思っていなかったと思います。
被災された方々は我慢強く耐えられ、復旧作業にあたるみなさんは今も昼夜わかたず全力で対応に当たられています。本当に感謝しかありません。
だからこそ、状況把握と地域の実情に応じた優先順位の設定、そして、地域への説明と適切なケアが必要なのだと痛切に感じました。
災害という混乱時にあるからこそ、可能な限り最適な判断と対応が講じられるよう、これも教訓に次の災害に備えたいと思います。