『国際医療福祉大学附属病院建設地近隣の新駅構想』をマルっと解説!!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は、今定例会議の一般質問で私が取り上げたメインテーマ。
「国際医療福祉大学病院建設地近隣の新駅構想」について、私の質疑と執行部の答弁をまとめていきたいと思ます。
まずはこちらの図をご覧ください。
今回持ち上がってきた(都市計画マスタープランで掲げてますが。)新駅構想は、京成本線の成田駅と空港第2ビル駅のほぼ中間地点にあたる吉倉地区になります。
この吉倉地区がどういう地区かというと、図の下の方をご覧ください。
そうです!
畑ヶ田地区ですね。
ここには、国際医療福祉大医学部の附属病院が建設(700億円)されます。
市は今年、2000万円をかけて点線部分(100ha)に基本調査をかけ、大学病院を核とした医療関連産業の集積や住環境の整備の可能性を模索します。
どうやら、新駅の周辺にコンパクトシティを形成しようと考えているようです。
想定通りの調査結果が出れば、交通拠点となる新駅構想は喉から手が出るほど欲しいですよね。
駅名は『大学病院前♪』とかになるのでしょうか。
つい3か月前は、新駅設置については「可能性を模索します。」程度のニュアンスでしたが、一般質問での私とのやりとりで市長は、「新駅はアクセス性を強化し、交通拠点となるため不可欠」であると、かなり前のめりの発言がありました。
残念ながら、基本調査中であることを理由に、具体的なスケジュール感が示されることはありませんでしたが、整備スパンとしては5年~10年程度とかなり中長期的なスパンで臨むようです。
いずれにしても、今日の質問によって、国際医療福祉大附属病院が建設される畑ヶ田地区の近隣である吉倉地区の京成本線新駅構想に市がいかに意欲を持っているか感じる機会となりました。
さて、ここで確認しておくべきことがあります。
実は、新駅の設置には2つの方法があるのです。
それは、鉄道事業者による設置か、行政などがお願いをして設置してもらう「請願駅」かです。
前者については、鉄道事業者の都合ですから設置に要する全額を事業者が負担をするのですが、「請願駅」となった場合、駅舎の設置などに市は多額の財政負担を強いられることになります。
過去には、アクセス線の整備や「成田湯川駅」の設置などに成田市は約90億円の財政負担をしており、今回も請願駅となった場合、市は相応の財政負担を強いられることになります。
このあたりは京成電鉄との駆け引きとなるのですが、引き続きアンテナを高く持ち、調査結果が上がり次第、計画の実現性や事業の正当性について、慎重に審査してまいります。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む