成田空港の機能強化を加速させるべく成田第3滑走路実現する会など3団体が勉強会を開催。
こんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
成田市議会は今日から開会となりました。今議会では昨年度決算の審査をはじめ、国から正式に認可された医学部附属病院用地の取得案件などが上程されました。
さっそく来週からは一般質問が行われます。
さて本会議終了後は、成田空港の機能拡充と地位経済の活性化を実現する会、成田第3滑走路実現する会、空港周辺商工業経済団体連絡協議会共催による勉強会に参加するため空港へ。
成田空港がおかれている状況をはじめ、ブログにも取り上げた成田空港機能強化に向けてNAAが作成した計画段階配慮書における大臣意見を受け、今後どのように国との法的手続きを進めていくのかなど、成田空港の取り組みの進捗状況を聞ける有意義な勉強会となりました。
羽田空港は都心上空飛行を採用することで3.9万回の飛行回数増を実現することになります。
そして、これら増枠分のほとんどが国際線枠へ配分されるとされており、羽田空港の国際化が強化されれば、そのまま成田空港の地盤沈下へとつながりかねません。
では、羽田のようなスピード感を成田に求めることができるのかといえば、内陸空港であるゆえ、航空機騒音地域住民のみなさまとの建設的な議論により一歩一歩紡いでいく必要があります。
なにより、「今後の機能強化については期限を設けることなく丁寧に説明し理解を求める」と4者協議会で発言されているように、期限を設定していないことから、いつまでに機能強化が実施されることになるのかも不透明な状況です。
その意味では、今日のように空港機能強化を推進する団体が集まり、有機的な活動を継続していくことで住民の機運を高めていく運動は、とても心強く感じます。
わたしも、あらゆる機会を通じて空港機能強化の早期実現の必要性を訴えながら、成田空港のあるべき姿を提示していければと考えています。
それでは、今日はこのへんで。