経済的ダメージよりも、精神的なダメージが気がかり。ニューノーマルに対応しつつ成田を盛り上げていきたい。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
現在、有志メンバーで集まり、得意分野を持ち合いながら成田を盛り上げるための仕掛けづくりができないか、侃侃諤諤と議論を交わしています。
今回のパンデミックにより成田空港は国内線以外は開店休業状態で、インバウンドはほぼストップしています。
県外移動制限が緩和されGOTOトラベルがスタートしていますが、復調傾向にはあるものの当時の水準に戻るには至っておらず、成田市に限らず観光都市の経済は疲弊しています。
また、政府がいくら経済優先にシフトしても、多くの自治体は感染拡大防止の観点からイベントやお祭りなどを中止・延期としていて、それでも来ていただいた観光客におもてなしはできても、人を積極的に集めるようなことは依然として憚られるため、体力は失われつつあります。
加藤勝信官房長官は会見で、自民党の長島昭久衆院議員らが国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策を要望したことについて、「経済情勢や感染症の状況をしっかり見ながら、必要があれば臨機応変に対応していきたい」と語りました。 https://t.co/g4Q9Hnin5u
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 15, 2020
(うーん。同じお金を使うでも、こうじゃないんだよなぁ。)
市内事業者の方々との意見交換していると、経済的ダメージはもちろんですが、それよりも最近は、経営努力でも改善できないことへの絶望感、喪失感ともいうのでしょうか、あらゆる気力の減退といった精神的なダメージを負っている方が多いのが気がかりになります。
微力ですが、1mmでもこの衰退の流れを食い止めることができるよう、現場のみなさんからの声に耳を傾け、あらゆる立場から声を上げていければと思います。
また、根拠はまったくありませんが、私はこの冬が一つの山場ではないかと思っていて、コロナもインフルも流行をある程度でも抑えることができれば、来春あたりからは芽吹きと共に好転してくるのではないかと期待しています。
「だから、コタツで丸くなろう!」というのではなく、その折々でも、ニューノーマルに対応したイベントなどを企画していけるよう努力していきたいと思います。
それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。