市内事業者に一律30万円!独自支援策の事業対象が3500⇒5000事業者に!!再々補正で専決処分へ。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
成田市では新型コロナへの独自支援策「中小企業等緊急支援事業」として、市内事業所へ30万円を給付する事業を4月30日の臨時議会で可決し、その後順次支給をしてきました。
当初4月臨時議会では、3500事業者に対し10億5千万円と想定していましたが、議会からの求めなどにより白色申告の方も対象に加えるなどしたため、6月議会においては700事業者を見込んで2億1千万円を追加補正していました。
その後、コロナ対策予算編成した予備費もさらに充当額213事業者6390万円を充てたようですが、それでも足りなかったため、今回再々度、補正額587事業者1億7610万円について8/5に専決処分することとなりました。
これにより、当該事業費は合計 5000事業者、15億円にまで膨れ上がることになりました。
申請期限が7/31となっているのでこれ以上増えることはありませんが、当初見込みの甘さがこの度重なる補正予算へとつながったことは指摘せざる得ません。
一方で、その背景には議会側からも求めていた白色申告の事業者も支給対象に認めたことが大きく影響しており、市としても、そこまで裾野を広げると正確な事業所数を確認する術がなかったという点には一定の理解は示したいと思います。
事業内容や目的について疑う余地はなく、このコロナ禍において厳しい経営状況にある事業所に対し、遍く支援を届けることは評価するものですので、議会としてもよりスピード感をもって対応にあたってもらえるよう、今回の専決処分について了解した次第です。
新型コロナについてはもはや全国的な感染拡大傾向にあります。
その意味では、病床利用率などを注視しつつも、「どの程度の対策を講じながら、どの段階まで社会経済活動を引き上げるべきかを議論していくべき」と思っています。
誰かがどこかで始めなければ、経済が二度と立ち直れなくなるという現実も踏まえ、アクセルとブレーキの両側面から9月定例会議では論陣を張りたいと考えています。
それではまた明日。