ニュータウン地区の保育園整備は玉造保育園をもってひとまず完了。待機児童問題は「入所待ち児童」へも対応すべきか。
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は午後から教育民生常任委員会が開催され、傍聴しました。
議案審査の中で、「玉造保育園大規模改修工事(建築工事)請負契約の締結」に関する議案がありました。
成田ニュータウンの造成が45年前、同時期に整備された保育園は、建築されてから経年による老朽化が著しいことから、大規模な改修が必要となっていました。
そこで、赤坂センタービル跡地に「赤坂保育園」を整備し、橋賀台保育園、新山保育園、中台保育園、吾妻保育園、玉造保育園の順番で大規模改修工事を行い、工事期間中の間は同施設を順次ご利用いただいていました。
今回の玉造保育園をもっていよいよ最後。
ニュータウン地区にある保育園の整備が完了となります。
(ついぞ整備を終えたばかりの中台保育園では、雨漏りがあったという報告もありましたが。)
そうなると、各園の改修期間のための仮住まいとして使われてきた赤坂保育園は、お役御免となるのですが、とても立派な施設であり
「失くすのはもったいない。」
「いい場所だし、できるだけ子供を通わせたい。」
といった声が寄せられています。
施設のリース期間もあり、また、当該地は成田ニュータウンの中心部と一等地であることから、あの状態のまま、永続的な運用は難しいと思います。
ですが、成田ニュータウン地区から選出されている10人の議員で構成するNT赤坂センター地区推進協議会において、当該地を含む2haの活用方法を検討していることから、今後も住民の皆さんの声に耳を傾けながら赤坂センター地区の未来を描いていきたいと思います。
また、保育園ということで待機児童にも触れておきたいと思います。
今日も担当課長から報告されましたが、成田市では7月1日の段階で待機児童は「0」を達成しているものの、現時点で「※入所待ち」児童はまだ40人いるとのことでした。
※入所待ち児童とは、入所申込を行っているものの、第一希望されている保育園が入所待ちになっている児童のことです。
入所を希望される方々に保育園を用意することはできているのですが、すべての人の希望に叶う場所に入所いただけるには至っていません。という報告です。
「自宅の側で通わせたい。」
「自宅と勤務先の中間点にある施設がいい。」
「あそこはきれいだから。」
「お友達が通っているから。」
「長男がA保育園なのに、長女がB保育園だと送迎が大変。」
わたしとのころにも様々な声をいただきますが、行政としてすべての対応できるのは、待機児童の解消までであり、「入所待ち」については努力目標だと思います。
受け皿を用意し、待機児童が解消されたことは素晴らしいですが、入所希望児童はここから年度末にかけて増え続けていきます。
入所待ち児童への対応もさることながら、引き続き、待機児童0を堅持できるよう努めていただきたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む