国際医療福祉大学と成田市行政には失望の念を禁じえません。
国際医療福祉大学が校舎建設を行う業者をどのように選定したのか、以前議会に説明した通り各社から見積りを取ることで業者を選定したのか、一般質問で質してから1週間以上が過ぎました。
そして、ようやく大学側から届いたかと思ったら、A4用紙1枚のみでした。
そこには「適切に業者の選定を行ったのでご安心を。」と言う主旨の説明がずらずらと書かれていただけでした。
私が求めていたものは説明ではありません。
数社から見積りをとったとされる日付、内容といった事実が確認できる資料の提出でした。
そして、さらに言えば校舎建設業者から大学側に転籍・出向された社員の時期や、その状況下でも後の見積もりが適正に行われたとされる資料の提出でした。
校舎建設費補助金30億円を支出するに相応しいかの判断に資するべく求めていた情報の提供でしたが、このようにはぐらかされるとは、市行政の大学側との調整力はもとより、誠実に対応いただけなかった大学側には失望の念を禁じ得ません。
さて、今日は他自治体議員との意見交換の場に恵まれました。
このところ県内の議会においても二元代表制の一翼を担う議会が機能してきていると感じます。
例えば、印西市議会では予算委員会で執行部提案の予算案を否決しました。これにより本会議で一般会計予算案を組換え、減額修正し可決される見込みです。
東金市議会でも予算委員会で反対多数で否決、そして大網白里市議会でも医療費助成の対象を中学生までに拡大する時期を当初予定の8月から4月に前倒しさせるため予算を組替えて可決しています。
言うまでもありませんが、成田市議会においても「機能する議会」にならなくてはならないと考え、行動してまいる所存です。