活動日誌

成田市公設地方卸売市場新築工事の1回目の入札会が不成立という「つまづき」。

皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

今日から委員会審査がスタート。

 

午前中は新市場整備・輸出拠点化等調査特別委員会に委員として参加しました。

どのような契約方法を選択するか、どの業者を契約相手方とするかは、首長の専権事項であって、議会がとやかく言う立場にはないのですが。。。

 

成田市公設地方卸売市場新築工事の入札が中止になったことを受けて質疑に立ちました。

 

今回の入札は、建築工事、電気設備工事、機械設備工事を一つの建設共同企業体で施工する異業種特定建設共同企業体(異業種JV)による入札でしたが、入札参加資格者がいなかったため、10月31日付けで入札中止に。

 

入札が中止となったにもかかわらず、第2回目の入札についても、第1回目と全く同じ入札基準で行うというので・・・

 

『いやいや、それであれば、本工事における品質を確保するという観点を損なわない範囲で、資格要件を拡大する選択も有り得たはずであるのに、それを一切検討しないという判断は、2回目も資格者がいないのではないかと容易に予測できるのですが・・・?』

 

と質しました。すると。。。

 

「2回目の入札に参加しようと考えている事業者にとっては、参加意思や入札金額を検討するうえで非常に有益な情報であり、入札への参加意欲や入札額に影響を及ぼす恐れがあることから、公平公正な入札を実施するために答弁を差し控えさせていただきます。」

 

なるほど。それじゃあ言い方を変えて、

 

『たしかに応募者数については、ライバル会社の数を教えることにならないでもないから、答弁を控えたいという気持ちはわからないでもない。

ただ、入札参加資格者が居なかった理由を明らかにすることを拒む判断は、今一つ理解できない。

どの要件がクリアできなかったのかを公表することによって、今後の入札参加希望者に対し、再度資格要件を再確認させる機会を与えることにはなろう。

それに、本件要件はごく一般的な制限付き一般競争入札の要件なのだから、公表にそれほど神経質になる必要はないとも思えるのだが?』

 

と聞いてみました。が、再び。。。

 

「2回目の入札に参加しようと考えている事業者にとっては、参加意思や入札金額を検討するうえで非常に有益な情報であり、入札への参加意欲や入札額に影響を及ぼす恐れがあることから、公平公正な入札を実施するために答弁を差し控えさせていただきます。」

との答弁が繰り返されるのみでした。。

 

どのような契約方法を選択するか、どの業者を契約相手方とするかは、首長の専権事項ですから、議会がとやかく言う立場にはないのですが、なんともつれない答弁です。

 

ですが、今はこの答弁でもいいです。

 

我々議会が監視すべきところは、市が当初の予定どおりに、市が市民に約束した効果と満足させる施設をスケジュール内に完成できるのであれば。

 

それであれば、1回目の入札会が不成立であったという「つまづき」については、とやかくは言うのはやめようと思います。

 

無論、スケジュールどおり行かなかった場合は、議会としてはもはや容赦しませんし、そのことを十分覚悟して、まずは遅滞なく入札事務を進め、契約相手方を選定されたいと思います。

 

第二回目の入札開札は12月26日の予定です。

 

 

午後は経済環境常任委員会が開催、その後はすぐに取手市でマイクを握り、夜は成田青年会議所の卒業例会に出席。

 

青年会議所ラストイヤー最後の例会を感動と笑いと涙で過ごしました。

 

< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

詳しい県政活動はこちら あましんレポート
トップぺ戻る