活動日誌

加藤寛治衆院議員の結婚式スピーチは果たして女性蔑視なのか。少子化の今を考える。

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

政治家は、多様な社会の形成を常に念頭に置いて行動しなければならないと私は考えています。

ですから、子どもを3人以上授かるべきというのであれば、女性の社会進出を担保したうえでの子育て支援策をさらに充実させることは、必要不可欠だと思います。

 

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加藤衆院議員「子供は3人以上を」 数時間後に撤回

https://mainichi.jp/articles/20180511/k00/00m/010/107000c

自民党細田派の加藤寛治衆院議員(72)=長崎2区=は10日の派閥会合で「私は結婚式(のあいさつ)では『ぜひとも3人以上、子供を産み育ててほしい』という話をする。

努力しても子供に恵まれない方に無理を言うのは酷だから、そういう方々のために必要なんですよ、と」と述べた。出産人数に干渉するような発言で、加藤氏は事務所を通じ発言を撤回するとのコメントを出した。

加藤氏は会合で「披露宴で若いお嬢さんに『まもなく結婚するんですね』と話しかけると、たまに『しません』という方がいる」とも発言。

その場合、加藤氏は女性に問いかけを続けるといい、「老人ホームは誰が運営しているか分かりますか」「若い方が働いて税金を納めて運営している」「子供が生まれないと、人様の子供の税金で老人ホームに行くことになる」とたたみかけるとも披露した。

会合後、加藤氏は記者団に「少子化は一番大事な問題だ。お願いするのはいいのではないか」と述べたが、数時間後の撤回コメントでは「誤解を与えたことに対しおわびします。女性蔑視ではないが、そう取られてしまう発言だったので撤回します」とした。加藤氏は2012年衆院選で初当選し、当選3回。

 

ですが、そうであるからと言って、結婚披露宴におけるスピーチまで妨げるものではないと思います。

私は結婚し2児に恵まれていますが、3人目はいません。

そうしたことから、

「それじゃあ人口が増えないじゃないか。」

「政治家なんだから、少子化には先陣を切って貢献すべきだ。(3人目をつくるべきだ)」

というお言葉をいただくことがあります。

 

私としては「ご指摘の通りです。」「お恥ずかしい限りです。」と首を垂れるのですが、一方で、子宝に恵まれない方や、そもそも子どもを望まない方がいるのも事実であることから、そうした声に対して、傷つかれたり、憤懣やるかたない思いを抱かれる方もおられることと思います。

 

ですが、この社会には様々な考え方が許容されているので、そうした周囲からの声を受けて自身の生き方を判断したり、考えたりするきっかけとすることは大切だと思います。

 

もちろん、そうした声を受けた上で自分がどういう生き方を選択するかは自己責任ですので、そのためにも政治は、多様な社会の形成を目指すことが求められているのだと考えています。

 

加藤寛治衆院議員の結婚式スピーチを見てみると、「3人のお子さんをつくっていただきたい」というのは、良い意味でのお願いであり、押し付けでもなければ強制でもないように私は感じます。

 

時代は移り変わり、子どもへの価値観も含めて生き方が多様化する現在において、強制することはあってならないと思いますが、果たして願うことさえも憚られるのでしょうか。

 

「物を作るわけではない!」とか「女性蔑視だ!」というご指摘に、私はいささか違和感を覚えてしまいました。

 

ご承知のように、少子化の解決には子どもを産むことでしか解決されることはなく、人口減少、そして少子化は今まさにそこにある危機、日本の有事と言えます。

 

現在の日本人の人口は1億2,700万人ですが、、西暦2100年、あと82年後には、このままの出生率でいくと5,200万人、人口が半分以下になるとされています。

 

200年後は1,391万人。

300年後は423万人。

・・・

2500年には44万人

そして、西暦3000年には、なんと1000人となる試算結果です。

こうなれば国家の存続さえ危ぶまれることになります。

 

もちろん、「国家存続がかかっているから」ということだけではありません。

そして、生みたくても様々な事情や都合で産めない方もいらっしゃいますが、私としても健常なご夫婦には、是非とも多くの子どもを授かっていただきたいと願うものです。

 

そして、それが叶うような子育て支援策を一歩でも前進させていけるように、これからも汗をかいてまります。

 

それではまた明日!

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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