第二回議会報告会参加者は半減、原因は消化不良か!?
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
ご案内してきた通り、市民に開かれた議会を目指し第二回議会報告会が土曜日・日曜日の両日程で開催されました。
(三里塚コミュニティセンターでの模様)
今回は4会場で開催され、わたしは5日(土)のもりんぴあ公津、三里塚コミュニティセンターを担当させていただきました。
報告会の開催に向けて、広報公聴委員会を中心に段取りが行われ、報告内容については委員会ごとに何度も集まって取り扱う内容について協議を進め、格段に前回よりもハイクオリティでしたが・・・
5日の参加者は、午前が約30名、午後が約20名でした。
この人数には、翌日担当する議員が10名ほど来ていましたし、さらには市職員もチラチラお越しくださっていましたので、区長会欄などをみてお越しいただいた純粋な市民は、数えるほどだったと思います。
2月に初めて行った議会報告会は中央公民館での開催でしたが、その時は約80名のみなさんにお越しいただきました。
今回は2日間4会場での開催であり、会場も異なりますので、一概に比べることはできないかもしれませんが、それでも感覚的には激減した印象です。
ん? そんな予言をきいたような。。。
「議会報告は結局、行政の請負事業なのか。」 (2月6日の雨宮しんごブログ)
http://www.ama-shin.net/blogs/narita-shigikai/2889/
今回の報告会でもやはり、市民からの質問に対しては、
・個人の意見を申し上げることはできませんので・・・
・お気持ちを受け止めさせていただきます・・・
・我々は報告を受けているにとどまります・・・
・報告会ですので報告以外のことは・・・
という合議体における報告会という制約と、執行権を有していない議員の煮え切らない答弁に、もどかしさをお互いが感じる場面が何度もありました。
そもそも、議会報告会は市民の要望を聞き、それを叶える場ではありませんが、市民のみなさんが少なからずそうした期待を持たれて臨まれたり、
議員個人の政治姿勢や考え方を聞けると期待していると、今後も消化不良を起こすでしょうし、それに伴って参加者はどんどん減っていくと思います。
全国各地の自治体議会が直面する、開かれた議会の在り方、議会報告会の在り方の模索はまだ始まったばかり、少しでも寄与できるように努めたいと思います。
一方で、個人的には議会報告会もいいですが、政務活動費の支給条件に会派などそれぞれが年に1回でも一定規模の市政報告会を開催することを紐づけるなどした方が、議員の発言制約も解かれ、自由度のある報告ができるようになるため、市民の参加も増えると思っています。
(昨年行った私の市政報告会の様子。130名ほどにお越しいただきました。)
いずれにしても、議会報告が目的なのではなく、開かれた議会を目指すことが目的なので、これだけにとらわれることなく引き続き情報発信を進めて行きたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む