戦没者追悼式に参列しました。
今日は戦没者追悼式に来賓として参列しました。
西南の役から大東亜戦争による犠牲者についての正確な数字はわかりませんが、現在、成田市の戦没者慰霊塔には、軍人、軍属関係で戦死された1,508柱の戦没者が祀られています。
今年は戦後66年目の年であり、日本の礎を築くために犠牲となられた方に対し、ご遺族と共に平和の祈りを捧げるというこの式典には、議員になって以来、毎年参加させていただいています。
戦後生まれのわたしには、資料で過去を知ることしかできませんが、戦地で亡くなった方のご冥福をお祈りすると同時に、残された遺族の方々と共に「平和への祈り」を捧げることで、その思いに近づける気がします。
悲惨な戦争が二度と起こらぬよう、ありきたりかもしれませんが、一国民として、そして地方行政の一端に携わらせていただいている者として、この国の在り方を考えながら日々に取り組まなければと心に刻んでいます。
さて、この戦没者追悼式については、過去に一般質問などにおいて取り上げ、ご遺族の高齢化と、恒久平和を願う当該式典の存続に向けたいくつかの提案を行い担当課と調整を図ってきましたが、今回速やかにいくつかの改善がなされましたので、ここに報告します。
① 平日開催 → 休日開催
まず、これまでの平日開催から土曜日にしたことです。これにより、市民の皆さまが足を運びやすくするようにしました。
② CD再生 → 生演奏
次に、これまでのCD再生ではなく、生の演奏を会場で行うことです。これにより場の雰囲気をより引き締めるのはもとより、演奏には市民サークル活動をされている方にお願いすることで、演奏場所の創出と同時に認知向上を図ることで、市民の参加意識を醸成するという狙いがあります。
成田市内外で活躍しているオンブラマイフ弦楽四重奏団のみなさんが、
式展に併せてすばらしい演奏していただきました。
戦後66年目ということもあり、戦没者追悼式に参列されるご遺族の高齢化が顕著であり、献花者も年々目減りしています。
こうしたなか式展としての体裁を整えるために、来賓を多数呼ぶだけではなく、市の職員の代表として部長級職員も駆り出されているのが実情です。
その意味では、市民の皆様にもっと気軽に足を運んで頂ける体制を図っていくことの必要性を強く感じています。
個人的には上記2点を進めるだけではなく、教育委員会と連携し、小中学生においても順番に参加させてもいいのではないかと思っていますが、その調整は図れていません。
戦争の悲惨さを次代へと引き継ぐという意味でも、この式典の意義を感じていることから、引き続き、市民参加の在り方を模索しながら、提言を行っていきたいと考えています。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む