活動日誌

京成電の鉄通期決算。営業利益は前期比▲5.6%、純利益はマイナス31%、来期も減益。じゃあ・・・

みなさんこんにちは、千葉県議会議員の雨宮しんごです。

成田空港の行方を、ライフワークとして追いかけてきた私にとって、京成電鉄の動向は常に気になるテーマだったりします。

 

その京成電鉄の2026年3月期、通期決算が発表されました。

数字だけ見ると、営業利益は前期比マイナス5.6%、純利益はマイナス31%。来期2027年3月期の会社予想も、営業利益マイナス8.8%、純利益マイナス18%と減益が続く見通しです。

この数字、額面通りに読んでいいのでしょうか。

まず純利益のマイナス31%については、前期2025年3月期に、京成電鉄が大株主として保有するオリエンタルランドの自社株買いに応募し、関係会社株式の売却益という特別利益が計上されていたので、その反動であることは言うまでもありません。つまり、ボーナス収益との比較ですから、構造的な業績悪化ではないと私は受け止めています。

 

次に、来期の減益予想についても理由は明快で、人件費や電力料の増加、設備投資拡大に伴う支払利息の増加将来への投資が先行しているコスト構造です。

 

それでは、本業の実力を示す営業収益はどうかというと・・・

今期プラス4%の3,324億円、来期予想はプラス8%の3,598億円で、4期連続過去最高更新の見通しとなっています。

その牽引役がスカイライナーです。

訪日外国人の増加を背景に、2025年12月の利用者数は前年同月比プラス8%近い伸びを記録し、混雑による出発遅延が生じるケースも出てきているとの報告もあります。

需要が本物であることの証明だと思います。

 

また今年2月、京成電鉄は新鎌ヶ谷〜印旛日本医大間、約20キロの複々線化計画の検討着手を発表しました。スカイライナーが最速36分から30分台前半へ、2028年度運行開始予定の新型有料特急は将来的に20分台後半という将来を見据えた大規模な構想といえます。

 

今回の決算を見る限り、本業の収益が着実に伸びながら将来への投資コストが先行しているという、まさにその準備フェーズに入っている会社の姿が見えてきています。

 

そして重要なのが千葉県の立ち位置です。

京成電鉄のプレスリリースには、複々線化の実現に向けて「国、千葉県、成田国際空港株式会社などの関係者とともに、整備手法や費用分担等について協議・調整を進めていく」とあります。

 

千葉県は協議のテーブルに正式に名前が挙がっている当事者であり、新鎌ヶ谷〜印旛日本医大間の沿線には、かつて成田新幹線や千葉県営鉄道北千葉線のために確保された用地が残っており、複々線分の土地がすでに存在しています。

費用を出す側である前に、用地という資産を持つ当事者でもあります。

 

昨年2025年4月に千葉県とNAAが設立した「NRTエリアデザインセンター」では、京成電鉄と特別パートナーシップ協定を締結し、地域公共交通ネットワークの実現に向けた議論をすでに動かしています。

 

スカイライナーの遅延が起き始めている今、待っている時間はそれほど多くないと思っています。

千葉県が主体的にこの協議をリードしていくための議論を、県議会の場でもしっかりと続けていきたいと思います。

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 成田ライオンズクラブ
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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