いたずらな審議延長はいかがなものか 臨時議会
今日は臨時議会が開催されました。
案件は医学部新設の認可を受けたことを受け、市が京成電鉄から
土地を購入するための補正予算案が上程です。
これが通過すれば、市は当該地を大学側に無償貸与し、年内着工を
開始して国の示す29年4月開学に間に合わせる意向です。
審議に入り、当該事案について私を含め委員が質疑をかわしましたが、
質疑がで尽くしたところで「採決」に入るかと思いきや、継続審査の
申し入れがり、賛成多数で継続審査になるという委員会運営に。
(私は疑問に思っていた事案数件について質疑を行い、当局から適切な
回答を得ましたので、採決に入るべきと主張しました。)
資料不備や、質疑が終わらず審議時間が足りないのであれば
継続審査もやむなしと考えますが、委員会はもちろん、本会議での
議案質疑もしないのに、継続審査というのには理解に苦しみます。
継続審査になることで報道は「議会紛糾!」とか書いてくれるので、(きっと)
ようは議会のメンツ、私達は一生懸命議論してますアピールや、ガス抜き
でしかなく、ただ議論を停滞させただけに過ぎないと思います。
対案の提示や、質疑、意見する場は担保されていたわけですから、
軽々に継続審査にするのではなく審議を尽くすことが最優先だと
思いますが、なんとも継続審査にするための臨時議会という
感が否めないいやらしい議会でした。
議会は上程された議案をいたずらに延長すべきではないと思います。
っということで、27日の13時に委員会が再び開催されることに
なりました。
国家戦略特区を棒に振るなら結構ですが、スケジュール的にも
このあたりで決着させるしかありません。
せっかく継続審査となったので、再度調査を進める所存ですが、
継続を求めた方々からどれほどの対案や質疑、提案がなされるのか
注目したいと思います。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む