千葉県が成田空港周辺地域の規制緩和を求め、国家戦略特区を提案へ!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は経済環境常任委員会が開催されました。
さて、すでに千葉日報で報道されていますが、いよいよ千葉県が本腰を入れて策定した「実施プラン」の実現に向けて、国家戦略特区の指定による規制緩和を求め、国に提案するようです。
空港周辺を特区提案 来月国に新規参入しやすく 軽症者用ホテル増へ 12月定例会代表質問 【県議会ちば】
12月定例千葉県議会は3日、代表質問が始まり、県は国が成田空港周辺地域を国家戦略特区に指定して規制緩和を行えるよう、1月にも緩和策を国に提案する方針を明らかにした。空港周辺9市町が期待する(有料記事)
千葉県によると、成田空港周辺のまちづくりにあっては民間活力が不可欠なことから、規制緩和を図ることでビジネスしやすい環境を創出するとしていて、具体的な施策は、1月以降に明らかになると思いますが、以下4点について規制緩和を提案すべく準備しているようです。
①土地利用の弾力化による居住・事業用地確保の推進
②外国人材の活用推進
③農業の振興
④公共交通の充実
ちなみに、これが成田市が提案してきた国家戦略特区の内容です。
①については、まさに空港周辺のまちづくりにおいて必要な規制緩和で、個人的にはここに沖縄とかドバイのようにフリーゾーン、フリートレードゾーンを設けていくべきだと思っています。
②については、少子高齢化にある日本の課題ですが、成田空港の機能強化をはかるためにはハード面はもちろんですが、そこで働く人材の確保が不可欠なため、外国人の方々が働きやすい環境を整備する必要があると思います。
③農業の振興はまさに、再来年にも開場予定となっている成田新市場をフル活用いただき輸出拠点として海外への農産物輸出を推進してほしいです。
④は下写真に通りで、成田市では成田空港のさらなる機能強化に合わせて道路交通網を整備するべく推進していることから、その実現に向けて国や県の絶大な協力は必須です。
(議会に報告があった空港周辺道路ネットワークの計画とまちづくりの動き)
っということで、具体的な内容はわかりませんが、私が想像するだけでも、①~④の提案はどれも魅力的でワクワクします♪
もっと早く特区申請を・・・という思いもありますが、今回こうして千葉県が本気になって成田空港周辺のまちづくりに力を注いでいただけることに、感謝したいと思います。
コロナ禍により、成田空港は過去これまでにない打撃を受け需要が低迷していますが、アフターコロナの不足する世界の航空需要に応えるために、千葉県には日本の表玄関としての戦略的な政策展開を期待したいと思いますし、地元自治体の議員の一人としても引き続き、声を上げていきたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む