コロナ前の水準に戻るには国際線で2024年、国内線で2022年の見込み。中長期的に企業と雇用を守る施策の必要性を感じます。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
NAAによるニュースリリースを見てみたのですが、わかってはいたもののコロナの影響により空港は壊滅状態となっています。
4月の空港運用状況によると、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により発着回数、旅客数が大幅減。
国際線旅客便発着回数は 4 月として過去最低の一方、国際線貨物便発着回数は単月として過去最高を記録。
という見出しになっています。
(閑散とした成田空港)
航空旅客数については、コロナの影響により、前年同月比 96%減の 141021 人。
●国際線旅客数
外国人旅客数(前年同月比99%減の 24974人)
日本人旅客数(前年同月比98%減の 23203 人)
また、通過客数(前年同月比90%減の 21672 人)も大幅に減少したことにより、
前年同月比 98%減の 69,849 人となっています。
なお、国際線旅客数の全ての項目において、単月としては過去最低を記録。
●国内線旅客数
前年同月を大きく下回ったことにより、前年同月比88%減の71172 人となりました。
このように、緊急事態宣言をうけて県を跨ぐ移動も自粛していることが見て取れます。
成田国際空港会社の田村明比古社長は、1~23日の出国旅客数(速報値)が前年同期比98.7%減の1万1800人だったと発表しました。https://t.co/cwq6hfwF1m
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 28, 2020
また、5月の状況についても、速報値として報道されていましたが、出国旅客数は前年同期比98.7%減の11800人だったということです。
IATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で急減した国際線の需要が、2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを現地時間5月13日に発表した。各国の国内線は2022年までの回復を見込む一方、国際線は到着地での感染者隔離が多くの旅行者を遠ざけているとし、需要回復に向けて各国政府に代替措置を講じるよう要請した。
コロナ前の水準に戻るまでに国際線で2024年、国内線で2022年までかかる見込みとのことですが、これが現実だとすると、果たしてそれまで空港・航空会社をはじめ、その他関連企業の体力が持つのか、これまで通り雇用が継続されるのか、など憂慮されます。
中長期的に『地元企業』や『地元の雇用』を守るための施策が必要となってくることも想定されますので、引き続き社会情勢も注視したうえで、適宜支援策を図れるよう、声を上げていきたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む