コロナ禍で成田市内事業者98%に影響。長期戦に耐えアフターコロナに挑戦する事業者を市も支援すべきです!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
成田商工会議所が行った新型コロナウイルス感染症における経済動向調査報告書を拝見しました。
新型コロナウイルス感染症とのたたかいは長期化しており、あらゆる業種が疲弊しています。
アンケート結果の概要を以下に記載します。
●影響の有無
ゴールデンウイークまでの景況感については、71%が影響が出始めていて、21%がこれから影響が出始めるということで、実に98%の事業者に影響が出ることになります。
業種別では、卸売業で85%、サービス業で82%、小売業で74%に影響が出ているということです。
●売り上げについて
売り上げ減少した事業者は全体の7割で、売上げ減少割合が「30%~40%」が20%、「50%~60%未満」が16%で、売り上げ減少幅が50%以上落ち込んでいる事業者が50程度あることがわかります。
●影響の内容
・予約のキャンセル
・イベント中止
・一斉休校、自粛
・仕入れ先からの調達支障
・移動制限
などとなっています。
●すでに実施している対策
・マスク、消毒液の用意や備蓄
・従業員への注意喚起とマニュアル作成
・会議、出張、イベントの中止
・時差出勤、テレワークの導入
・融資の活用
などととなっています。
●今後の要望について
・各種支援制度・補助金の情報提供 ← これがダントツとなっています!
・マスクなどの支援
・従業員休業に伴う支援
・低利子融資による資金支援
・消費活動活性化策
などととなっていました。
成田市では4/28に臨時議会を開催し、この窮状を持ちこたえるために「家計」「医療」「地域経済」への独自支援策を行うことを決定しましたが、その後の緊急事態宣言の延長を受けて、さらなる追加支援策はもとより、アフターコロナに備えた応援をしていくべきだと思います。
このほど若手市議会議員の会の友人と意見交換をしていたのですが、松戸市ではさっそく「売上回支援復補助金」制創設しているとのことでした。
【新型コロナウイルス対策売上回復支援補助金】
飲食店を応援するためにテイクアウトドライブスルーを企画するなど、商工会議所青年部の皆さんたちと意見交換をしていると、『コロナとの長期戦で資金が枯渇し、解除されても今さらどうやって立ち直せばいいのかわからない。』という声が寄せられました。
そうした意味では、この逆風にあっても創意工夫を凝らして立ちあがろうとする事業者に対し、手を差し伸べてほしいと思いますし、アフターコロナでスタートダッシュをきることができるように市としても支援策を講じるべきだと思います。
ちなみに、松戸市の補助金は「小規模事業者持続化補助金」などとの組み合わせも可能ということで、利便性が高い仕組みになっています。
成田市においても事業者をしっかりと下支えすることができる制度を設計することができないか、検討していきたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む