布マスク政策ですっかり影をひそめてしまっている「雇用調整助成金」を知ってほしい。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
世間は「布マスク2枚配布」問題?にもちきりで、メディアもセンセーショナルに報道しています。
政府が説明するように、「国民の不安解消」には一定の効果があるかもしれません。
なにより、政策目標への到達は一つの政策だけでなされるものではなく、様々な政策によってアプローチしていくものなので、賛否はあれど無駄ではないと思っています。
ただ、この政策に200億円もの予算を投じるとも言われている通り、費用対効果から考慮すると愚策であると言わざるを得ませんが。
「少しでも不安解消に」布マスク配布方針改めて説明 官房長官 #nhk_news https://t.co/CZxE0xeVGn
— NHKニュース (@nhk_news) April 2, 2020
布マスク問題は以上。
っということで、すっかり影をひそめてしまっている布マスクよりも切実な事業者の方々への「雇用調整助成金」について取り上げたいと思います。
まずこちらをご覧ください。(ブログ一番下にもリンクを貼っておきます。)
厚生労働省がこのほど、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金の特例措置の更なる拡大を発表しました。
この『雇用調整助成金』は、経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図るための休業手当に要した費用を助成する制度となります!
かいつまんでご紹介すると・・・
■助成率はなんと最大90%まで拡大!
■緊急対応期間は4月1日~6月30日
■対象事業は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業主(全業種)
■生産指標要件は、1カ月5%以上低下にまで緩和
■雇用保険被保険者に加え、雇用保険被保険者でない労働者の休業も助成金の対象
■助成率は中小企業80%、大企業約66%。解雇しない場合は、中小企業90%、大企業75%まで引き上げ。
■計画届の事後提出を6月30日まで認める。
この他にも、雇用調整助成金の拡充にあわせて、短時間一斉休業の要件緩和、残業相殺の停止、支給迅速化のため事務処理体制の強化、手続きの簡素化なども行われるとしています。
また、教育訓練が必要な被保険者については、教育訓練の内容に応じて加算額を引上げる措置を別途講じてくれるとのこと。
■新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金の特例措置の更なる拡大
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10551.html
■雇用調整助成金の特例措置の更なる拡大(公表資料)
https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000614800.pdf
行政の業務プロセスとして、どうしても申請主義の壁があるのですが、是非チェックいただき対象事業者の方々は申請いただければと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む