2012年を歩き
いよいよ今年もあと数時間となりました。
今年は政治家となって6年目の年であり、年齢的には「最年少」という立場ではありますが、政治の現場、議会においては臆することなく、媚びることなく、大局的な視点から成田を伸ばすための政策を立案して提案を繰り返してきました。
時にその我武者羅さに歯止めが利かずに、状況判断に苦しみ、辛い日々を過ごしたこともありましたが、会派のメンバーや執行部との積極的な論議で建設的に落としどころを探ることができ、政治家として成長できた年であったと思っています。
また、今年は「実行力」を目標に行動してきたこともあり、言いっぱなしで終わることなく、様々な政策の実現に携わることができましたが、こうした動きができたのも同志たちとの勉強会など切磋琢磨があったからだと思います。
先般の総選挙では、こうした同志たちが次々と立志、国政に挑戦を果たしました。自民党、日本維新の会、みんなの党など政党こそ違いますが、それぞれが信念を持って挑戦し、日本を担う世代として日本の政治を変えるための運動を展開しました。
総選挙を通じて世代としてのムーブメントが起き出してきていると実感しました。残念ながら想いが届かなかった候補もいましたが、多くは国政へと進出し、当選翌日から活動的に行動しています。
その意味では、若手政治家たちとのネットワークをより強固なものにし、今後も若手の有能株をどんどん応援していくことで、当選することが目標の政治屋を淘汰していければと思います。
話題を変えて、成田市政という意味では今年、LCC元年の名の如くジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンと2LCCが就航を開始したことが一番印象に残っています。
LCCの就航により成田空港国内線の利便性向上が図られており、今後も飛躍的な成長に期待を寄せているところです。
既にブログやHPで何度かお伝えしているのでご存知の方も多いと思いますが、こうした動きや来年度から始まるオープンスカイを見据えて先日、国から成田空港の夜間運用時間をより弾力的に運用したいという要請が出ています。
個人的には、議会においてタブー化される中にも先陣を切って当該事案を取り上げた議員として、住民の理解を最優先に、丁寧な説明を行っていただくことで成田空港の発展を願うものですが、今回の要請については議会として空港対策特別委員会が所掌します。
弾力的な運用開始時期を2月としている国の要請もあり、新年早々にも議論が始まることになると予想していますが、これは成田空港の利便性の向上が図られる一方で、騒音下住民の皆さまにおいては大きな決断をいただくことになります。
当該委員会の委員として個人的な見解は申し上げるつもりですが、議論を重ねるなかにおいては大局的な視点にのみ留まることなく、局所的な視点と両側面から広く議論をしたいと思います。
本年も雨宮しんごに注目をいただき、ありがとうございました。
拙い部分は多々ありますが、だからこそ誰よりも行動力を持って我武者羅に活動していくことで成田市のためにできることに尽力していきたいと思います。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
2012年12月31日
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む