政党よりも政治家を選ぶ選挙に
先日の解散により、次期衆議院選挙には最大で14政党が犇めき合うまさに群雄割拠、現時点においてはどの政党においても抜きん出ている印象はありませんので、単独過半数というよりもここからは連立政権が一般化するのかもしれません。
ただ、第三極として注目される日本維新の会(太陽の党合流)、みんなの党、減税日本が大連携するような動きですが、果たして一本化できるのでしょうか。増税組と減税組がどのような連携を行えるのか難しさを感じてしまいます。政権を奪取すべく安易に合流してしまうと、その後の政策決定において歪みが生じ、「決められない政治」が継続する可能性も孕みます。
また、マニフェストや公約の信用は前回で墜落してしまったかもしれません。民主党の努力不足は言うまでもありませんが、一方で政策を掲げたとしても、社会情勢や東日本大災害の発生といった予測不能な外的要因によって、いくらでも変更が生じるため、今回は各政党としても掲げるべき政策を躊躇しているような気がします。
連立政権が一般化すること前提に考えると政策策定には政党間の協議が必要であり、せめてベクトルはあわせておく必要があると思いますので、ここからの各政党の情報発信には注目したいと思っています。
「じゃぁ、どこに投票すればいい?」っという声が聞こえてきますが、政党が乱立している中においては、いずれにしても政治家を選ぶ選挙であるべきだと思います。
党派を超え、日本の未来を描ける志しのある政治家が政治を執ることで国民に日本という国の在り方を示しながら一つひとつ結果を出していってほしいと思います。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む