内閣不信任案は否決、しかし、こんな合意はありでしょうか? 2012.08.09

非常にわかりにくい自民党の問責&不信任のチラつかせがありましたが、結局は少数野党により不信任が提出、小泉進次郎氏など一部から造反はありつつも、自公が欠席し不信任案は否決されました。

 

自民党は野田首相が解散を確約しない限り問責と不信任を出すと言っていました。結果として、「近いうち」ということで落ち着いたようですが、自民党はこれをやらなくて正解でした。

 

解散に追い込みたい気持ちは野党第一党として理解するものですが、正直なところまだ対国民への大義が見えてきておらず、政局にしか見えていなかったからです。

 

野田首相の解散も同様に、なぜ不信任なのかといった理由とその後について語らなければ国民は納得しないと思っていましたので、お互いにとって結果としては良いところに落ち着いたのかもしれません。

 

ですが、これまで野田首相が発言していた「近い将来」というのと、今回落ち着いた「近いうち」というのはどう違うのでしょうか。

 

明日10日にも消費増税法案が採択される見込みですが、その後の解散が明後日でも、来週だったとしても「近いうち」であり「近い将来」ではないでしょうか。

 

こうして、なかなかあいまいな定義で合意されてしまうと・・・

 

野党・・・

『法案成立後は「近いうち」と言っておきながら解散しないのは信義違反だ!』

首相・・・

『しかるべき時期を判断し、近いうちに信を問う!』

 

の問答が繰り返され、再び国会が政局で荒れ、政治が前に進まなくなることは請け合いです。

 

明日の採決以降、速やかな解散がなく国民不在の政治が展開されることにならないか一地方議員としても憂えてなりません。

< 前のページへ戻る

プロフィール

昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
千葉県富里高等学校・高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
成田市議会議員 4期 / 第41代 成田市議会議長
2023年 千葉県議会選挙 初当選

雨宮しんご

最新記事

2026/07

09
成田空港を核としたMRO産業クラスター、国家プロジェクトへ。

成田空港を核としたMRO産業クラスター、国家プロジェクトへ。

(ALL)
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube