活動日誌

国家戦略特区における獣医学部新設の疑念が、成田市の医学部新設にも飛び火?? 

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

26日に国家戦略特区の今後の運営について、特区指定を受けている成田市を含む自治体が地方創生大臣に要望書を提出しました。

 

以下がその文面になりますが、要旨としては

 

獣医学部新設の疑念が、あたかも国家戦略特区の制度そのものが問題と指摘されることを憂慮、岩盤規制改革を停滞させてはならない!!

 

といったものです。

 

tokkuyoubousho

 

そして、その要望書が出される前日に、獣医学部新設の疑念を成田市に新設された国際医療福祉大学医学部をラップさせて、世論をミスリードさせようとも受け取れる発言がありました。

 

成田特区の「医学部」、日医代議員会でも話題に
横倉会長「一貫して反対を続けてきた」と説明

2017年6月25日 橋本佳子(m3.com編集長)

https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/540806/

 

日本医師会会長の横倉義武氏は6月25日、第140回日医定例代議員会後の記者会見で、今年4月に千葉県成田市に新設された国際医療福祉大学の医学部について、「我々は一貫して、国家戦略特区における医学部新設への反対を続けてきた」との見解を述べた。

 

この日、 「日医は一貫して、新設医学部に反対してきたが、残念なことに、最近も成田市の国家戦略特区に、医学部が新設された。なぜ阻止できなかったのか。」との質問に対して答えたもので、

 

新設に至った経緯を「一部の医師の団体、特に病院関係の先生方は、『医師が不足しているから、医師は必要』との意見を言っていた。我々が参加できなかった会議の中で、(新設に)賛成意見が述べられていたのは事実とした上で、『医師会は反対しているが、医師を代表している意見とは言えないのでは』との受け止め方をされた。我々が意見も述べる間もなく、最終的に特区での新設が決まった経緯がある」

 

「我々は、きちんとした手続きを経て、医学部の新設を協議すると思っていた。その過程において、エビデンスを基に、医師養成数などのいろいろなデータを提示すれば、我々の主張は聞き入れられると思い、活動してきた。

 

(2016年4月に医学部を新設した)東北医科薬科大学の場合は、きちんとした手続きを踏んでおり、一定の評価はしたいと思う。成田は、我々は『まさか』と思い反対した

 

しかし、エビデンスを持ったデータとか、通常の大学設置認可の審査などとは違う、プラスアルファの部分があったのではないか。私としては、非常に残念で忸怩たる思い」 と回答。

   ※報道記事をもとに筆者が太字および一部編集しました。

 

 

成田は、我々は『まさか』と思い反対した。」

プラスアルファの部分があったのではないか。

 

いわゆる「忖度」があったのではないかということを言わんとしており、まるで獣医学部新設における疑念のような作用が成田市の医学部新設時にも働いたのではないかと読み取れます。

 

参考までに以下が特区指定を受けるまでの時系列です。

 

 tokkunonagare

 

個人的には生じた疑念は晴らす必要があると思いますが、民進党の国家戦略特区廃止法案などといった、国家戦略特区そのものを否定するのはいかがかと思います。

 

岩盤規制改革は政治主導でどんどん推進すべきです。

 

個人的には今回の疑念よりも、これまで必要とされながらも獣医学部が50年、医学部が40年もの間、新設が認められてこなかったことに対して疑念を抱いていますので、この際ですからこの点についても一切の「忖度」や「疑念」はなかったのかという議論を心待ちにしています。

 

それではまた明日!

< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

詳しい県政活動はこちら あましんレポート
トップぺ戻る