8年ぶりの建築基準法の大改正
8年ぶりに建築基準法の大改正、建築士法は7年ぶりの
大改正となりました。
大改正された建築基準法と建築士法が、先月、6月からいよいよ
施行されているのですが、当時の大改正のきっかけは・・・・
記憶に新しい、構造計算を偽装し建築の社会的な信用を
失墜させた、いわゆる「姉歯事件」でした。
姉歯事件を踏まえて、前回は大幅に規制が強化れたのですが、
今回は規制緩和の内容が多く、建築に大きな影響を与えると
思います。
例えば・・・・
耐火構造の基準緩和で木造・木質化に新たな展開が期待されて
おり、具体的には、一定条件を満たすと3階建て以上であっても
木造の準耐火構造による建築が可能となります。
また、老人ホームなどの用途の建物では、床面積の合計の3分の1を
限度として、地階の床面積を容積率に参入しない特例が設けられます。
また、構造計算適合性判定(適判)制度の審査手続きも見直されます。
一方で建築士法の改正においては、一定規模以上の建物の設計で
書面による契約が義務化され、一括再委託(要は、丸投げですね。)
が禁止されます。
そして、業務報酬基準への準拠や損害賠償保険への加入も
努力義務となります。
他にもありますが、これまで需要が増大する建築リフォームなどにおいて、
建築士なりすましてトラブルが発生するなど、消費者に対する建築士資格
等の情報開示の方法等が不十分となっていました。
ですから、今回の改正で、建築物の設計・工事監理の業務の適正化や
建築主等への情報開示を充実するための改正を行うことは歓迎できます。
今後とも成田市に限らず日本の動きによる成田への影響についても
お伝えしていければと考えています。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む