政治家の質の定量化は困難も、(首長の)公約は可能!!
先日、報道記者と「議員の評価」「政治家の能力」「判断指標」などについて意見交換をしました。
成田市に近い自治体では、“議員の通信簿“を市民団体が勝手に作成(しかも一定の議員に高得点を付けるという主観的なもの)&大量に配布したことが現在問題になっているようです。
そのような一部の支持者をヨイショするものではなく、より客観性の高い指標を確立できないかという視点からの議論に、私の持ち合わせている資料もお渡しして意見交換をし、また極論としての民主主義の限界も含めて個人的な見解をお話しさせていただきました。
政治家の質の定量化については議員になる前から考えてきましたが、これはなかなか容易ではありません。もちろん一つの指標として一般質問や議案質疑の回数を数えることはできますが、質問の質や、その後の成果について定量化することは困難であり、そもそも議会議員は議会だけが仕事ではないため、その他すべての活動を網羅したものとなると、現実的ではありません。
政治家の質の問題や、政治家の通信簿など、こうした議論は選挙が近くなるとなされがちですが、個人的には選挙ももちろん重要ですが、むしろ当選してから勝負でありその後の活動をチェックできる体制を整備することの必要性を強く感じています。
また、先ほど申し上げました通り政治家の質を通信簿として定量化することが困難だからこそ、市民の皆さまにおかれましては、日々の議会議員の活動や議会への取り組みなどをより注視いただきたいと思います。
翻って、前回の一般質問でも示したように、「首長」においては公約の定量化。つまりは、ローカル・マニフェストの導入することで、政治家としての質を問うことはできると思っています。(残念ながら、議会議員は執行権を有していないため、マニフェストを挙げることすら叶いません。)
再選された市長に対し、前回に引き続き次の一般質問で市長公約の定量化を提案し、市民の皆さまが市長の公約の進捗状況を確認・任期終了後に事後確認できる体制の整備を提案するつもりです。
前回も多くの方から反響を頂きましたが、興味がございましたら是非、わたしの一般質問を傍聴頂ければと思います。
ちなみに・・・
この提案を受け入れるかどうかについては、市長の心意気ひとつの問題です。
是非、注目ください。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む