若年世代にチャンスを(公務員採用抑制見直しへ)
最近は帰宅が日を跨ぐ日々ですが、気合を入れてがんばります。
さて、当時私のブログで民主党政権が公務員人件費削減の一環で採用を抑制したことについて批判した経緯がありますが、政権が代わり、この方針が見直されることになりました。
報道によるとこれまで民主党は21年度比で23年度が37%減の5333人、24年度が26%減の6336人、25年度が同56%減の3780人と決定し、26年度以降も抑制を続ける方針だったとのこと。
これだけの若年世代のチャンスを奪ってきていました。
どこの業界においても早期退職を募ることがあっても、若い目を摘み取るようなことはしません。なにより当時の民主党はマニフェストに『公務員給料20%カット』を掲げていました。それを棚上げにして、簡単にメスを入れやすい弱者たる若者のチャンスを奪うという手法は愚策以外の何物でもありませんでした。
ただ、だからと言って自民党が公務員に甘い政党というわけではなく、「公務員総人件費の2兆円削減」を公約に掲げています。
要はどこを絞るかという視点の違いです。
その意味では、その手腕に期待すると共に、動向を注視したいと思います。