妊娠初期に感染すると胎児も危険性がある「風疹」の罹患者が首都圏で拡大!予防接種が、昭和54年生まれの中学女子に限られていたことが影響か!?
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
風疹の罹患者が首都圏で拡大しています。
どうぞご留意ください。
風疹1100人超、昨年の12倍 首都圏で拡大
(共同通信)
首都圏を中心に風疹の流行が拡大し、国立感染症研究所が16日に発表した集計で、今年の累積患者数が昨年の12倍近い1103人となった。
1週間で135人の増加。
今後、妊娠中の感染が原因で胎児の目や耳、心臓に障害が起きる「先天性風疹症候群(CRS)」の患者が増える懸念が強まっており、CRSの子を持った母親らは、ワクチン接種を呼び掛けている。
根本匠厚生労働相は閣議後の記者会見で「大規模な流行になるかは引き続き動向を注視する必要がある」と述べた。CRSを防ぐため、妊娠を希望する女性に抗体検査を受けるよう周知を徹底する考えを示した。
(共同通信)
国立感染症研究所は11日、今年の風疹の患者数が2日までの集計で362人になったと発表した。既に昨年1年間の4倍近くに達し、依然として東京都や千葉県など首都圏での感染が目立っている。
2日までの1週間の報告数は75人。内訳は東京都が28人、千葉県が11人、神奈川県が8人、埼玉県が5人などだった。前週の報告は97人だった。
◎風疹の感染に気を付けてください!!
上述の報道の通り、風しんが関西・関東地方を中心に流行しています。
今年度に入ってからは大阪・東京を中心に新規患者の報告数が多くなっており、過去5年で最多であった昨年よりもさらに、その倍以上で拡大しています。
こうした流行の背景には、患者の7割以上が男性であり、特に免疫のない20歳〜40歳代に多いということにあるようです。
なぜかというと、風しんの予防接種が、昭和54年4月1日生までの中学女子に限られていたことが影響しているようです。
特に、妊娠初期に感染すると、胎児にも感染して先天性の心疾患や難聴・白内障などを引き起こす危険性があるとされる「風疹」。
妊娠適齢期の女性に限らず、男性も注意し、感染予防に努めていただければと思います。
★風しんとは???
風しんは、咳やくしゃみなどから感染し、主な症状は発疹や発熱です。
潜伏期間は2~3週間です。発疹も熱も約3日で治るので「三日ばしか」とも呼ばれています。
★風疹の感染予防方法はどうすればいいの???
●外出後の手洗い、うがい、咳エチケットなどに気をつけましょう。
●急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、早めにかかりつけ医などに受診しましょう。
●受診の際には、マスクを着用する、咳エチケットを守るなど、感染を広げないよう注意してください。
●予防接種も効果的な予防策です。
罹患者の70%である20歳~40歳の男性という属性にばっちりはまっている私も、感染予防に努めたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む