IR誘致推進協議会が成田市に要望書提出!成田市はノンゲーミング分野に活路を見出すべき!
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
「カジノ法成立受け成田市に調査要望 IR推進協」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201612/CK2016122802000173.html
カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法(カジノ解禁法)が今月十五日に成立したことを受け、成田市周辺の企業などでつくる「IR誘致推進協議会」(会長=成田商工会議所・池内富男会頭)は二十七日、同市の小泉一成市長と市議会に要望書を提出し、IR誘致の可能性を探る調査を早急に実施するよう求めた。
要望書では、カジノ解禁法が成立し、今後一年以内に「実施法案」が策定され、成立・施行されれば、カジノは法的根拠を得て、正当な行為とみなされると指摘。世論の一部に懸念の声はあるが、今後の法案成立で大きく変化することが予想される、としている。
要望書を受け取った小泉市長は「IRの国際会議・展示場は市も必要としている。だがカジノについては最低限の調査はするが、国会の議論を注視しながら、誘致について考えたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。
IR推進法が成立したことを受けて、市内経済団体が結成するIR誘致推進協議会が要望書を提出しましたという報道です。
IR推進法の審議において必ずと言っていいほどやり玉にあがるのが、536万人という人数です。
この数字は、2014年に厚労省が発表した日本におけるギャンブル依存症の推計人数で、成人4000人に面接調査し、男性が438万人、女性が98万人という推計値を導き出したとしています。
世界各国ではせいぜい1%程度にもかかわらず、日本は5%と突出して高く、その原因はパチンコではないかと言われています。
IR推進法を進めるにあたっては、同時にギャンブル依存症の対策が必要なことはいうことはありません。
一方で、興味深いデータを発見しましたので下の図をご覧ください。
(画像引用:トーマツのHPより)
「カジノといえば?」
「ラスベガス!」
と思われるのは、私だけではないはずです。
そんなラスベガスの総売り上げの割合が上図となっているのですが、カジノによるゲーミング収入はわずかに4割程度であり、その多くは、コンベンションなどノンゲーミングによって売り上げていることがわかります。
わたしは、カジノの部分ではなく成田国際空港を有する成田だからこそ国際会議などを開催することができるコンベンションセンターの設置推進をかねてより行っています。
IR推進法が動き出す中、青少年の健全育成に反することなく成田市に人が集う観光政策の選択肢の一つとして今後も調査研究を進めていきたいと思います。
さて、今日で一応に御用納め。
原稿関係の締め切りも何とか間に合ったので、年末年始は、仕事をセーブして家族と買い物に行ったり、ゆっくりとした時間を大切にしたいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む