変異株が全国的に感染拡大傾向!25都道府県へ。検査監視体制の強化を!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
緊急事態宣言を延長してからはじめての週末を迎えます。
このところ日本においても変異株が増加傾向にあります。
政府分科会 尾身会長「変異株が主流に 監視体制強化を」 #nhk_news https://t.co/GlFwxSG1UV
— NHKニュース (@nhk_news) March 10, 2021
尾身会長によると、今後の感染状況は「早晩、変異株が主流になる」としています。
こちらが厚労省が出している変異株スクリーニング検査の実施状況になります。
まだ、この程度の検査数でしかないのですね。
イギリスでは昨年11月から12月にかけて一気に変異株が拡散しました。
How new variant B.1.1.7 spread across England from November to January
Colour depicts proportion of cases due to B.1.1.7 in each area from 0% to 100% pic.twitter.com/sQSCG6u3z5
— Theo Sanderson (@theosanderson) February 2, 2021
日本では12月から検疫強化が実施されましたが、空港だけでなくすでに市中感染も確認されいる状況になっていて、国内拡大している可能性は多分にあると思います。
感染力や毒性も従前より強いとされる変異株、イギリスでは1日あたりの新規感染者が7万人近くなったことを思うと、日本においても一刻も早いワクチンの確保と接種体制の確立が求められます。
国内では3月9日時点で、空港検疫を除いて全国25都府県で320人の変異ウイルスが検出されたと発表されています。
ですが、上図の通り、変異ウイルスの検査はすべての感染者に対して行われているわけではなく、自治体が一部の人を抽出して行っているにすぎません。
感染者すべてを見つけられていない可能性が孕んでいます。
尾身会長の発言通りとするならば、実際の感染状況を把握するにしては検査数が少なすぎます。
ウイルスの広がりを早期に把握して対策するためには、検査監視体制の強化が不可欠だと思います。
週末に限らず、できる限り情報を集めて発信してまいります。
それではまた明日。