都市機能立地支援事業を活用した国からの補助金8.5億円の行方はいかに!?国際医療福祉大学?成田市?
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日、都市計画審議会に委員として出席、立地適正化計画をはじめ景観計画など5議案について審査を行いました。
生活に必要な福祉・医療・商業等の都市機能や、居住機能の拠点となる地域に誘導をはかることでコンパクトシティを推進するという『立地適正化計画』も、いよいよ計画策定の大詰めを迎えました。
そこで、議会でも取り上げているのですが、改めて審議会の場において、当該計画策定の起点ともいえる国際医療福祉大学医学部の建設にあたって取得することができる、都市機能立地支援事業を活用した国からの補助金について質問しました。
この補助金の活用により国から8.5億円もの補助を受けることができます。
すると・・・すでに平成28年度から平成29年度の2ヶ年に分けて、国際医療福祉大学が国費の交付申請を行っていたことがわかりました。
この補助金。
国際医療福祉大学の2学部5学科、そして、その後の医学部および附属病院の誘致の際に、土地やキャンパス建設費などで莫大な税金を投入することから、こうした国から補助金を確保した際には1円でも成田市の負担を安くするために努めると言っていた経緯があります。
説明の限りでは、交付された補助金、全額を大学側が受けとったということでしょうか。
交付対象が国際医療福祉大学側になるという説明はこれまでも聞いていました。
ですが、大学整備の段階においてすでに多額の補助金を成田市から受け取ったこと、成田市が国から勝ち取った補助金であることを踏まえれば、全額を成田市に・・・・は言い過ぎかもしれませんが、成田市にも一定の見返りがあってしかるべきではないでしょうか。
先の議会で同様趣旨の質問したところ、執行部からは「大学が申請することですので・・・成田市は関知していません・・・」というような趣旨の答弁が返ってきていたので気になっていました。
都市計画審議会の場であり、担当部局が不在でしたのであまり突っ込んだ質問はしませんでしたが、状況を把握して、会派内でも対応を検討していきたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む