成田市内の保育園、幼稚園、小中学校の放射線量 8/24最新版
このほど最新報告を受けましたのでここにお伝えします。
測定日:8/15~23
機種:シンチレーションサーベイメータ
詳細について添付をご覧頂ければと思いますが、国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきとする年間限度量1~20ミリシーベルトの上限を根拠として文部科学省では、学校敷地内で受ける放射線被ばく量を、年間1ミリシーベルト以下を目指すとしています。
放射線医学学会研究所HPから引用した計算式によると
、
※ 年間人口放射線量の累計=(測定値-0.033)×365日×0.6
毎時0.23マイクロシーベルト以上が1年間以上続くと人口放射線量が1ミリシーベルトを超えることになります。
今回の結果を見ると、成田市内で24時間365日校庭に立ち続けたとして放射線被ばく量が1ミリシーベルトを超えるのは3か所であり、豊住小学校(0.33)と久住中学校・成田中学校(0.23)ということになります。
県職員からは「測定高度が上がるほど放射線量は高くなる。」と伺っていますが、いずれの3カ所とも、地表から5cmでの測定結果が最大であり、その他50cm・1mではそれ以下の測定値となっています。
以上のように測定結果が測定環境によって大きな変化が出てくることから、数値の信憑背も含め、引き続き数値の推移を注視してまいります。