成田市の水は安全です!!!
23日に東京都が、葛飾区の金町浄水場から乳児の暫定基準値の2倍を超える放射性ヨウ素を検出(水道水1キロあたり210ベクレル )したことから、乳児に水道水の飲用を控えるよう都民に要請、合計24万本ものペットボトルを対象の乳児世帯に配布するという報道はご承知のことかと思います。
こうした中、成田市においても・・・
『松戸市にある「ちば野菊の里浄水場」で1キログラム当たり220ベクレルの放射性ヨウ素が検出、「栗山浄水場」においても180ベクレルが検出され、成田市の一部にも給水しているため、県が昨日の東京都同様、乳児の飲用を控えてほしいと呼び掛けている。』
という主旨の報道がNHKを始め民放、大手新聞社からなされました。
●成田市における本報道は誤報です!
成田市は、報道された「栗山浄水場」「ちば野菊の里浄水場」から受水しておらず、印旛広域水道を利用しているため取水先は「北総浄水場」になりますので、「成田市の一部」というところに誤報があります。
翻って「北総浄水場」の検査結果は28ベクレルと乳児の暫定基準値である100ベクレルを大きく下回り、安全が確認されました。
●情報に振り回されずに。
未曾有の大災害にあっては、誤報や過度な報道は今後も続く恐れがあります。その意味では報道に振り回されることなく、正確な情報を収集することで冷静に対応頂ければと思います。
私自身も引き続きアンテナを張り巡らしながら適宜情報発信に努めてまいりますので、気軽にご意見頂ければと思います。
●「誤報」であることをPRしなければなりません。
本件を受けて早速、小泉市長に連絡を取り、本件が誤報であることを確認した上で、誤報としらずに市民の皆さまに不安を抱かせていることを払拭、また過度な買い占めを抑制するためにも、誤報であったことを広く周知(防災無線・HPなど)することを要請しました。
(後の成田市災害対策本部で調整とのこと18:00)
個人的には、ツイッターをはじめSNSの力は、特にこうした緊時に発揮することを実感している一人でもあり、被災後もすぐに成田市のSNS採用による情報発信を求めているところですが、現場の対応に追われているのか、なかなか前向きな動きがみられません。
その意味では、こうして拙ブログをご覧頂いた皆さまには、口コミでの情報発信による大手メディアの報道を払拭する運動に協力頂き、市民の皆さまに適切な情報が伝わるようお助け頂ければと思います。