活動日誌

成田国際空港株式会社夏目社長の会見を受けて

お知らせ

先日、成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長が、
今後の課題について会見。

 

NAAの2014年3月期決算は、2年連続の増収増益、

純利益が過去最高を更新。

 

夏目社長は、着陸料の引き下げや海外旅客の

増加が奏功したと説明されました。

 

→このことは、大変すばらしいと思います。

 

●また、『発着回数が今年度は約23万1000回にとどまる』
 見通しとしたうえで、

 「発着回数が増えても、機材の小型化で旅客の増加は
 あまり伸びない。そこで、非航空系のリテール事業
 などの収入を重視する」
 と述べました。

 

発着回数ではなくどれだけの人・物を運ぶかが空港にとっては最大要素です。

 とはいえ、LCCを今後の基幹成長分野に入れる中で、
 はたしてどれだけのリテール事業の増収が見込めるか。。

 7月8日に第1旅客ターミナルの「エアポートモール」の

 リニューアル工事が完了を受け、増収を目指すとのことです。

 

 

●また、発着回数が目標の30万回と乖離していることについて、
 「ピークの時間帯はほぼ満杯なので、オフピーク時の活用を
 どうするか大きな課題」と述べました。

 

これは議会でも指摘している懸案です。30万回の処理能力
 があったとしても時差やニーズの問題から、飛行機においても
 どうしても電車でいうところのラッシュアワーが存在します。

 

 ピーク時間帯の解消なくして発着回数30万回の到達は困難です。
 高速離脱誘導路の整備などが改善策として挙げられていますが、
 抜本的な対策にはなりえません。

 

 3本目の滑走路の優位性を含め、ピーク時間帯の拡充策への
 積極的な議論を展開してほしいと思います。

●また、上場の見通しについても、「国が決めること」と

 前置きした上で、上場に必要となる準備は進めているとのこと。

 

被害損失があってはならないのは承知していますが、

 成田空港と成田市は歩みを共にしているという意味でも、

 成田市は一定割合の株式保有をすべきではないかと思います。

 

 たとえば関西電力の筆頭株主は大阪市です。

 (保有率9%)

 

 先日の記事においても橋下徹市長が経営陣を批判し、

 さらに経営刷新、脱原発の提案をしたとこが報道

 されていました。

 

 このあたりの対応は、上場前にこそしっかりとテーブルを設けて

 協議していくべきではないかと考えています。

 

 

成田市議会議員

雨宮しんご

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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