成田市収賄事件再発防止・法令遵守等に関する調査特別委員会
今日は朝から打ち合わせを二件こなしてから市役所に向かい、会派政調会の調整から、自身の執務をこなしつつ、午後からの成田市収賄事件再発防止・法令遵守等に関する調査特別委員会を傍聴しました。
●求められる外部委員会
当該委員会は、議会の特別委員会ですので議会からの質問に執行部局が答弁をするスタイルなのですが、委員からの鋭い質問や、私の視点と同じ観点からの質問もいくつかありました。
答弁を楽しみにしていましたが、執行部の答弁はいずれも歯切れが悪く、印象としてはやはり職員を擁護している答弁が多かったように感じます。
一般質問でも内部委員会の在り方については指摘しましたが、例えば鎌ヶ谷市では前市長が逮捕された際に「契約制度検討委員会」というものが市民も交えて組織されているのですが、
メンバー構成を見てみると、
委員の構成は学識経験者1人。
鎌ケ谷市建設業会から1人。
市民(公募 )3人。
市政モニター2人
市職員2人(土木部長と総務部長)
となっています。
それを思うと、成田市の内部委員会のメンバーは副市長を委員長に部長級職員と弁護士一名、市や県と係わりのある市民2名というのでは、あまりにも調査内容に限界を感じます。
二度と不祥事を起こさせない。
という不退転の思いを持つのであれば、やはり正式に外部委員会や第三者委員会を設置すべきではないかと改めて感じました。