成田市職員の二度の不祥事を受け、特別委員会設置へ
昨日お伝えした通り先日の不祥事を受け、急遽全員協議会が開催されました。
現段階では執行部局としても報道されている以上の内容はわかっていないようです。
改めて整理すると、今回の逮捕容疑は、排水管の敷設工事に伴う道路舗装工事を随意契約で市内業者に受注させる代わりに40万円を受け取った疑いが持たれています。
時系列では、
10月12日 警察による本人取調べ、職場捜査の開始
10月18日 逮捕した旨が警察から発表
19時50分から市長記者会見
10月19日 臨時庁議・市長訓示、全職員へ訓示、水道部事務所の捜索
となっています。
前回は最低制限価格の漏えい、そして今回は随意契約を悪用したものとなっており、いずれも異なる手法で制度の穴を抜けた形になります。
引き続き捜査動向を注視してまいります。
さて、7月の不祥事から再び今回の事件が明らかになったことを受けて、成田市議会においても特別委員会の設置に向けた動きを進めています。
特別委員会の性格については今後の議論で決定しますが、事件の徹底追求は警察に任せるほかありませんので、個人的には、
二度と起こさないための制度設計、条例を含めた政策立案の機能、
非公開で執行部局が行っている内部調査の状況を適宜、報告させる機能
の二点を有する委員会にすることができればと考えています。