5月臨時議会の議案説明会
今日は、改選後初となる5月臨時議会の議案説明会が開かれました。
この臨時議会では主に議長副議長選挙、各種委員会の委員選出を行う他、専決処分された議案4件として、条例改正案件1件と先般の震災関連における災害復旧関連議案3件を審査する予定です。
●条例改正案件について
本案は、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が今年3月30日に公布され、翌4月1日から施行されることに伴い、議会を招集するまもなく国民健康保険条例を改正する必要が出てきたために専決処分されたものになります。
改正内容ですが、現行では出産育児一時金の支給額を、時限措置として平成21年10月1日から平成23年3月31日まで4万円引き上げて42万円とされていましたが、健康保険において時限から恒久化されるというものです。
妊産婦の経済的負担を軽減する観点からも、大変に評価できます。
●震災関連 災害復旧費として3億円
他の3議案については、震災における復旧関連として専決されたものです。
被災地ほどではありませんが少なからず成田市にも数々の爪痕を残したことから、危険箇所などの応急処置や災害対策本部の設置、それらに係る事務、また当初予算では見込めるはずもなかった災害復旧費について、3月18日に専決処分がなされました。
一般会計の補正額は3億円で、いずれも財政調整基金から拠出されました。
すでに県内外において対応が進んでおり、津波の被害が大きかった旭市では災害救助費に31億円の補正予算が、千葉市は13.2憶円が計上されています。
すでに専決された案件ですが、気になるところもありますので慎重に審査を進めるつもりです。