議会報告は結局、行政の請負事業なのか。
今日は、成田市議会初となる議会報告会を開催ました。
個人的には報告会を何度も行っていますが、議会としての報告会は初めてとなります。
開催にあたっては、広報広聴委員会をはじめ全議員が携わりましたが、やってきた準備とは裏腹に、市民の皆様の満足度は決して高くなかった報告会であったような気がします。
これは、議会の努力不足という性質のもではなくく、そもそも議会報告会という機能に問題があるからです。
●議会としての報告会になるため、個人の意見を述べることができない。
●時間の関係もあり、審査結果についてのみの報告となることから、審議経過を市民に伝えることが困難。
→議事録を読んでくださいとは、お越しいただいた市民の皆さんには言えませんし。。。
●要望を受けても、そもそも我々には執行権がない。
あげればキリがありません。
こうした規制の中で報告させていただくと、なんとも行政の請負機関のようになってしまいます。
先進自治体である流山市でも、柏市でも議会報告会のあり方については苦戦しており、行きつくところは行政の請負機関のように。結果、報告会への参加住民がどんどん減っているようです。
今日の市政報告会に来てくれた他自治体議員との意見交換でも、「初回だから集まってくれたけど、二回目になると半減するよ。」と報告会の継続の難しさを指摘いただきました。
意義はある。
だけど、課題が多い。
今日という機会を受けて、次への対策を練っていくことになりますが、議会報告会という形態よりは、議員との意見交流会のような方向のほうが継続しやすいのかもしれないと感じました。
自信としても、情報発信については議会報告会だけではなく、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNS、そして、市政報告紙「WAVE!」などなど。
より一層、発信能力を高めていきたいと思います。
中央公民館では80名ほどが来場。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む