東小学校の跡地へのパークゴルフ場整備に21億円の予算。他施設・他跡地事業費と比較しても高額。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
成田市議会も3月定例会議が開会し、新年度予算案が上程されました。
現在は議案審査のために休会となっているのですが、主だった事業を見ていると東小学校の跡地にパークゴルフ場を整備するための予算が盛り込まれていました。
その事業費は21億円です。
確認したところ、成田市にはパークゴルフ場が2カ所整備されていますが、久住パークゴルフ場には2.8億円、十余三パークゴルフ場は0.6億円の整備費しかかかっていないので、この数だけ見るとかなり高額に感じます。
また、これまでに市内で廃校となった学校跡地利用に要した事業費については、
豊住ふれあい健康館が4.8億円(これも高額)
中郷ふるさと交流館は2.3億円
滑河文化財保存展示施設が1.6億円
であり、市内パークゴルフ場と比較しても、他の学校跡地利用の事業費と比較しても、不均衡であることがわかります。
市は全国大会誘致で経済効果を見込むとしていますが、36ホール以上の施設は全国に450箇所もあるので、さすがに事業費対効果には疑問が残ります。
さらに市内2カ所のパークゴルフ場の総利用者数は2万人(R.2)となっていて、それぞれ皆さんが複数回利用を考えると実質的な市内のパークゴルフ人口および利用者数は数千人に留まります。
この事案、議長として議会を整理する立場になければ間違いなく声を上げる事案です。
学校の跡地利用ということで、地元地域住民のみなさんの声や学校としてのコミュニティ形成などを考慮したのだと思いますが、数字だけ見るとかなりの高額です。
もちろん36ホールのパークゴルフ場以外にも、体育館や地域コミュニティスペースといった憩いの場や健康増進施設も整備するはずですし、ひょっとするとパークゴルフ場の整備費は他の施設と同程度で、施設老朽化にともなう更新関係事業費がコスト高になっているということもあるかもしれません。
いずれにしても、当該事業費の内訳その他の資料詳細を見れていないのでまだ何とも言えませんが、今定例会において、議員のみなさんからの質疑や指摘により、その妥当性について議論が深まればと思っています。
さて、明日は祝日ですね。
このところ休みもなく公務や議員活動、組織・団体活動に議案調査と仕事仕事と詰めてきたので、たまってきた疲労を癒すべく・・・と考えていましたが、仲間の立志を受けて丁度空いている明日に応援に入るほか、地元に戻ってきてからも市内事業者の方々との意見交換や市民要望対応というスケジュールを過ごすことになります。
それもさておき、まずは今日締め切りの文章ぐらいは書き終えないと床に入れないので、もうひと踏ん張りしたいと思います。
それではまた明日。
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む