令和3年度予算可決。コロナ禍により市債残高は518億円に達し将来負担比率も急激に上昇へ。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
本日、新年度予算関連議案を審査した3月定例会議が閉会しました。
当年度もそうでしたが、令和3年度においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指すことになりますが、そうしたなかで一般会計で612億円、特別会計及び公営企業会計を含めた全体で約929億円の予算案が提案されました。
税収が約30億円減収となることから、市債の発行と財政調整基金の切り崩しにより何とか切り盛りす一年となります。
成田市の財政状況は、コロナ禍の影響により、令和2年度末の一般会計の市債残高が約518億円、水道事業会計及び公営企業会計を含めると756億円に達するなど、令和3年度には将来負担比率も急激に上昇することが見込まれます。
まさに未曽有の危機であり、新型コロナウイルスとの闘いがこれらも続くことを踏まえると、今後は、本市の将来の発展に資するための取り組みと同時に、財政の健全化のための取り組みが求められます。
市民サービスの低下を招かないよう、また将来世代に過度な負担を強いることがないように、各種財政指標に留意してまいります。
また、この間協議をいただいていた標準規則改正や傍聴規則改正など、議会運営委員会としての取り組についても報告できればと考えていますので、明日以降のブログなどで適宜まとめていきたい思います。
議会閉会後には、この定例会を最後に勇退される幹部職員のみなさんのご挨拶がありました。
二元代表制にあって、この間は行政のチェック機関という立場から厳しいことも申し上げてきましたが、みなさん行政経験はもちろん人生の先輩であり、心苦しい思いもありました。
コロナ禍での大変なラストイヤーでしたが、ご勇退後も引き続き、お住いの地域社会に、できれば成田市へとこれまでの経験を活かして貢献いただきたいと思います。
今まで本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
さて、42歳と現役バリバリの私としては、引き続きこの厳しい状況を打開すべく、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、これまで積み上げきた成田市をさらに一歩でも前に進めていけるよう、今後も市議会の立場から尽力していきたいと思います。
まずは今週末の千葉トリプル選挙に向けて同志たちの挑戦に汗をかき支持を訴えます!!
それではまた明日。