高齢者や障害者などの避難行動要支援者を把握し個別避難計画を策定しているはずの成田市。一連の災害では活用されたのだろうか。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は議員団研修会からスタート、今回は防災がテーマで、西日本豪雨災害や東日本大震災を教訓に行政や議会、そして市民がどのような行動をとるべきだったのか、備えるべきかについて知見をいただきました。
特に印象的だったのが、東日本大震災では、亡くなった人の6割以上が60歳以上の高齢者で、さらに障害のある人の死亡率が、住民全体の2倍だったという事実です。
これは、自力で避難が難しい人が逃げ遅れたことが原因の一つだと考えられますが、今回一連の台風によって被災した成田市においても「自力での避難が難しい方への配慮」については検証すべきであり、こうしたことを踏まえた対策の必要性を感じました。
今後も、台風被害はもちろん首都直下型地震や南海トラフ地震など東日本大震災と同規模の災害が起こる可能性が示される中、高齢者や障害者などの『避難行動要支援者を把握する』ための名簿作成が義務づけられています。
これを受けて成田市でも策定されていますが、今回の災害で当該計画が活かされたのかどうかは不透明なことから、質問時に確認したいと思います。
いずれにしても、多くの課題を突き付けられることになった一連の台風災害、今日の講演も踏まえながら質問を調製していきたいと思います。
さて、今回の一般質問では20人中12名が台風災害について取り上げることになります。
私の質問も「災害対応」の一点のみ。
是非、注目いただければと思います。
午後からは、議案説明会、議会運営委員会、そして、議会運営委員会協議会、会派庶務、関係者との打ち合わせと続きました。
12月定例会議は明後日金曜日から開会します。
それではまた明日!