活動日誌

議会閉会。台風15号災害を受けて、災害復旧のための補正予算3億2500万円を可決し、議会災害時対応マニュアルを策定、国に意見書を提出しました。

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

本日、議会が閉会しました。

 

 

 

『台風15号の通過によって甚大な被害を受けているのに、議会をやっている場合か!』

といったお叱りの声を多数いただきました。

 

ですが、議会運営委員長として議長や議員のみなさん、執行部とも協議し、被災したこの時だからこそ、確保すべき予算を速やかに積み上げて執行できるよう、復旧スピードを上げ、市政の停滞を防ぐべく、続行することを決断しました。

 

その意味においては、議会の合間を縫って被災地域を回り、水運びや倒木撤去のお手伝い、地域の声をお伺いに奔走しながら、把握した情報を市民の皆さまに共有したりと、がむしゃらに活動してきました。

 

こうした中、議会として動きとしては、全会派のみなさんにご理解をいただき、成田市議会として全会一致で「台風15号による被害に対する支援」を求める意見書を国に提出させていただきました。

 

令和元年台風第15号による被害に対する支援を求める意見書

 

令和元年9月9日未明に襲来した台風第15号は、千葉県を中心に甚大な被
害をもたらした。
当市においても、多数の倒木、崖崩れ、停電、断水等が発生し、家屋をはじめ農作物、農業用施設、公共施設等にも様々な被害が生じている。
現在では、停電がほぼ解消され、今後は、全市を挙げて、被災者の生活や産業の再建等に向けた更なる取組を進めていくこととなるが、そのためには、財政面をはじめとする国からの強力な支援が必要となる。
よって、国においては、下記の事項について必要な措置が講じられるよう、強く要望する。

 

1.激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律に基づく激甚災害の早期指定を行うこと。

 

2.住宅の一部損壊に対する支援の拡充を図ること。

 

3.農作物被害や農業用施設被害に対する支援の拡充を図ること。

 

4.復旧・復興に財政上の支障が生じることのないよう、特別交付税の増額などの財政措置を講じ、積極的な財政支援を行うこと。

5.大規模な停電が長期化した要因と情報提供のあり方について検証するとともに、今後の改善策について検討し、必要な対策を行うこと。

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

令和元年9月26日

千葉県成田市議会

 

そして、台風15号による災害への対応として緊急を要するおよそ3億2500万円の補正予算を可決しました。

 

これにより、当面の災害見舞金をはじめ住宅応急修理、災害廃棄物処理にかかる経費や倒木などの撤去、学校施設復旧などに要する経費を確保しました。

 

また、成田市議会ではさらに今回の災害を受けて、議会災害時対応マニュアルを策定させていただきました。

 

意見を取りまとめて要望し、予算を可決してスムーズな復旧対応を促し、マニュアル策定をして次に備える。

議員として、ルールメーカーとしての責務をしっかりと果たしていきながら、議会を前に進めつつ、市民の皆さんの声をカタチにできる市政運営へと力を注いでまいります。

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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