議会閉会中にも議会運営委員会の協議会を開催し、政治倫理条例策定に向けて協議、柏市議会へ議場システムを視察しました。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
今日は議会運営委員会の協議会を開催し、その後は柏市議会へ視察に行きました。
●政治倫理条例の策定に向けて動き出します!
議会閉会後の期間ではありますが、スピード感をもって議論を進展させていくために協議会を開催せていただき、前期から申し送りされていた事案である、「政治倫理条例の検討について」委員の皆さんと協議を行いました。
平成27年4月1日に施行した成田市議会基本条例には、次のようにあります。
成田市議会基本条例 (平成27年4月1日施行)
(議員の政治倫理)
第22条 議員は,市民の代表として名誉及び品位を損なう行為を慎み,その地位を利用して不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしない等,議員としての責務を正しく認識し,議会の一員として,その使命の達成に努めなければならない。
こうしたなか、成田市議会においては不祥事により議員が辞職するという事態が過去に発生しており、政治倫理について明文化(条例策定)すべきとの声が以前から上がっていましたが、当時はなかなか機運の高まりがみられず、条例策定には至りませんでした。
そこで本日、新しい任期、新しいメンバーとなった議会運営委員会の皆さんに、政治倫理について協議をしていただき、8/7に委員会を開催する運びとなりました。
その場において、正式に政治倫理条例の策定に向けての方向性が定まることになります。
今期、議会運営委員会の委員長を仰せつかっていますので、引き続き委員の皆さんに積極的に議論をいただきながら、成田市議会のあるべき姿を定めていけるよう精力的に取り組んでいきたいと思います。
●柏市議会へ
今週末の参議院議員選挙、そして、その翌週には柏市議会議員選挙があるという時期にもかかわらず、無理を言って『議場システム』について視察させていただきました。
成田市議会でもマイクやカメラなどのシステムを入れているのですが、すでに更新時期に差し掛かっているため、これを機に議会でどのようなシステムを導入すべきか、実際に利用状況などについて伺ってきました。
採決するとき、賛成者は起立するという旧方式を採り続けている成田市議会の一方、柏市議会では早くから採決システム導入しボタン操作のみで採決できる仕組みになっています。
また、上の写真のように一般質問する時に説明資料としてパワーポイントを利用することができるプロジェクターも完備。
(撮影:一山議員 ありがとうございました。)
成田市議会にはプロジェクターやモニターが議場にはないので、せっかく議場に足をお運びいただいても、第一質問以降は傍聴者には後ろ姿しかお見せできないのですが、柏市議会のようにプロジェクターがあれば、資料以外にもこうしてカメラ映像も流すことができます。
今回の視察を受けて、改めて先進地の取り組みを把握することができました。
マイクやカメラはもちろん、採決システム、カメラワーク、プロジェクター、モニターの必要性など、今回の更新を契機に、どのような議場システム整備することが成田市議会に相応しいのか、しっかりと持ち帰り、予算感なども考慮しながら、検討したいと思います。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む