2020年までに成田空港で顔認証システム導入で円滑化!一方で求められる厳格化。
皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
梅雨はもう明けてしまったのか、昨日今日と夏を思わせる陽気でした。
熱中症には、くれぐれもお気を付けください。
顔認証ゲートの入国審査始まる /千葉
毎日新聞2018年6月13日 地方版成田空港で11日、顔認証技術を生かした自動化ゲートによる入国審査が始まった。
「顔認証ゲート」では、機械で読み取ったパスポートの顔画像データと、その場で撮影した顔写真を照合し、一致すれば10秒ほどで通過できる。
新婚旅行先の南太平洋のタヒチから帰国した高松市の会社員、田井茂さん(32)は「早くて便利だった」と話し、妻早紀さん(32)は「初めての利用で、良い記念になった。パスポートにスタンプが押されず、日本に帰ってきた感じがしなかったけれど、お願いしたら押してもらえて良かった」と喜んだ。
顔認証ゲートは日本人旅客の入国審査が対象だが、10月までに出国審査でも導入される。11月下旬までに成田と羽田、関西、中部、福岡の5空港に計137台設置される予定。
さて、成田空港で今月11日からスタートした顔認証技術による自動化ゲートによる入国審査。
機械で読み取ったパスポートの顔画像データと、その場で撮影した顔写真を照合し、一致すれば10秒ほどで通過できるようになりました。(日本人限定。)
そんな今日は成田国際空港がこの顔認証技術をさらに高めていく方針であるということが明らかになりましたので、ここに情報を共有したいと思います。
※実際モノではなくあくまでもイメージです。
報道によると、成田国際空港会社(NAA)は、顔認証技術を活用することで、今後は本人確認とパスポート、さらに搭乗券などの確認をいっぺんに行うことができるようにするようです。
これにより、手荷物預入や保安検査、搭乗ゲートなど各手続きのために、何度も出したりしまったりしていたパスポートの再提示が省かれることになります。
また、顔認証による“OneID”については、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までの運用に向けるなど、かなりスピード感を持った動きとなっています。
これが実現すれば、旅客者は一回、パスポートと搭乗券、顔データを認証して、それらが紐付けさせれれば、手ぶらで保安検査や搭乗ゲートを通ることが可能になり、旅客者にとっては、その煩わしさから解放されることになりそうです。
政府は今、2020年に4000万人の訪日外国人旅客を呼び込むことを目標に掲げ、国際観光政策に積極的に取り組んでいます。
これによる年間消費目標を8兆円としているため、そのメリットは素晴らしいのですが、一方で、考えるべきは「テロ対策」や「不法滞在」の問題、そして、訪日外国人の表玄関である成田国際空港での厳格な審査がより重要になことは言うまでもありません。
顔認証システムの導入により、その『円滑化』が図られることを歓迎する一方で、その運用には従来よりも「厳格化」が求められることから、その両立がしっかりと講じられることを願って止みません。
成田国際空港が所在する成田市の議会議員として、引き続き、こうした空港の取り組みについてもアンテナを張りながら、情報収集と適切な発信に努めてまいります。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む