成田国際空港が300億円を資金調達。コロナ禍を乗り切って次のステージを!
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
17日、成田国際空港株式会社(NAA)がプレスリリースを出しました。
写真はリリースの抜粋となります。
ご承知の方も多いと思いますが、成田国際空港株式会社は100%国の持ち株会社なのですが、今年の株主総会は、コロナ禍を受けて電磁的記録で実施し速やかに終わらせるようです。
(電磁的記録・・・いわゆるメールなどでのやり取り)
そして、注目すべきはアンダーラインをひかせていただいた2番項になります。
2 募集株式を引き受ける者に特に有利な払込金額をもって新株を発行する件
国土交通大臣を割当予定先として 394,736 株(1株につき 76,000 円)を割り当てる。
つまり、新株394,736株を発行することで、国土交通大臣に一株当たり76000円で買ってもらうということになります。
もっと簡単いうと・・・300億円分の株を発行して国に買ってもらう。
成田国際空港株式会社(NAA)は、300億円の資金調達を行う。
ということになります。
先日のブログにも書きましたがNAAは今年度、コロナ禍により数百億円規模の赤字が出ると田村社長が話されています。
今回の300億円の資金調達だけではなく、日本と世界をつなぐ公共交通を守るという観点からも、国には更なる財政支援をしていただきたいと思います。
(誰もいない閑散とした空港に、再び賑わいが戻ることを願って止みません。)
NAAが国の持ち株会社ということに対してはこれまでも、「上場してくれれば応援したい!」と思っている方も多いと思います。
(まぁ、このコロナ禍では株価がガタガタになってしまっているでしょうが。)
社会的インフラということもあり国も市場への開放に慎重のようですが、もちろん、今はそんな状況ではありませんが、コロナ禍が収束し、空港が回復した折には、そうした幅広い議論を進めていってほしいと思います。
何はともあれまずは300億円の資金調達により当面のコロナ禍を乗り切ってほしいです!
頑張れ!成田国際空港!
それではまた明日。