新型コロナウイルス感染症による成田国際空の影響は、かなり大きい。
みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。
先日の空港対策特別委員会では、「新型コロナウイルス感染症の対策と影響」そして、「3/29の夏ダイヤから羽田空港が3.9万回増枠することに伴う影響」の2点について質問に立ちました。
このところ新型コロナウイルス感染症関連のブログ記事ばかりですが、コロナウイルス感染症に伴う成田空港の影響について取り上げたいと思います。
【コロナウイルス感染症の対策と影響】
すでに報道もされていますが、かなりの影響が出ています。
新型コロナウイルス(COVID-19)による航空各社の減便・運休により、日本国内の各空港も影響が出てきている。成田空港では2月1日から22日までの速報値で、中国本土路線の出国旅客数が66.5%減少しているという。
成田国際空港会社(NAA)が2月27日に発表した1日から22日までの速報値によると、2月の出国旅客数は、国際線全体で17.8%減の83万2800人。このうち中国本土路線は66.5%減の4万2400人となった。
発着回数は、国際線全体では前年同月比5.7%減の1万243回。このうち中国本土路線は23.1%減の1179回となった。
今年は1月だった中華圏の旧正月休暇・春節が2019年は2月にあったことから、2月の旅客数が大きく落ち込んだ。 (aviationwire)
政府がこれほどの対策をしているで、空港に影響が出るのは必然ですが、個人的には、むしろこの程度で済んでよかったとさえ思います。
改めて今の政府対応をみていると、あらゆる事態を想定した上での、本当に難しい決断をされていると思いますが、コロナウイルス感染症の拡大を受けて、仮に「中国全土からの入国を禁止」していたら、空港のみならず日本経済へのインパクトはもっと出ていたと思います。
(感染拡大は回避できていたかもしれませんが。)
ですが、ここにきて政府は、感染拡大を一気にふさぎ込めるために、新たに9日から中国人と韓国人、イランに対する入国制限を実施すると方針を打ち出しました。
中国と韓国からの入国者は、政府指定の施設などで2週間隔離したうえで、入国許可を出す。
また、中国と韓国からの航空便の到着空港を成田空港と関西空港に限定する。船舶は、中国と韓国からの旅客運送を停止するよう要請する。
これにより、成田空港は3月以降もさらなる影響を受けることになると思いますが、今は耐え忍ぶ時期と我慢するかありません。
さて、コロナウイルスの影響についてですが、2月22日までで中国線(台湾・香港・マカオを除く)については、1月は前年比44・3%の大幅増だったものが、2月は23・1%減とのことでした。
また、2月の出国旅客数は前年比17・8%減となり、中国線では66・5%減と、3分の1に落ち込んでいるとのことです。
また、成田国際空港の売り上げの50%以上を占めている空港内の飲食、物販、免税各店といったリテール事業についても、2月の総売上高は、前年の64%にとどまっているということでした。
それでも、明けない夜はありません。
引き続きの水際対策を要請したところです。
それではまた明日!
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む