岡崎市の図書館交流プラザ「Libra(リブラ)」
今日は教育民生常任委員会の行政視察で愛知県に来ています。
初日の今日は岡崎市の図書館交流プラザ「Libra(リブラ)」を視察、
事業経緯を始め、運営状況について説明を受けました。
イメージとしては「もりんぴあ公津」に近く、図書館施設を中心に
サークルなどの活動支援、300席近くのホールを有す
る文化創造、情報発信を担う交流施設です。
年間150万人が利用、来場者数は平成20年のオープンから7年弱で
1000万人を超え、市民に親しまれる施設となっています。
こうした背景には、基本設計を始め、オープン後の運営についても
市民を交えてのワークショップを積極的に行ってきたことにより、
市民ニーズに合致した施設となっていることにあるようです。
こうした施設は一般的に、財政支出の削減とサービスの向上を
目的に、指定管理者制度を活用する自治体が多いのですが、
岡崎市では受付業務などを部分委託にすることで支出削減に励み
つつも、運営後も市民の声を吸い上げ易い体制を維持するために、
市が直営で運営していました。
市民が作るまちづくりを体現している自治体であり、今後のこうした
施設運営においては大いに成田市においても役立てるべきだと
感じた次第です。
成田市議会議員
雨宮しんご