活動日誌

交通対策特別委員会 行政視察初日

今日から交通対策特別委員会の行政視察に参加しています。

初日の今日は岐阜市において地域公共交通総合連携計画について、
また岐阜市の取り組み状況や政策効果、現在の課題
などについて交通総合政策審議監兼課長に話を伺いました。

 

o0480036013085774111

 

過去にもブログに書いたことがありますが、
成田市においてはまだ公共交通、民間交通事業者を
含めた交通網を総合的に捉えて協議・検討する部局が
ありませんので、まずはそこからだと感じた次第です。

 

さて、岐阜市においては幹線道路をBRT、各地区の支線についてはコミュニティーバスがくまなく回ることで市内公共交通ネットワークを構築しています。

 

o0480064013091995394

写真の太字がBRT、黄色い枠がコミュニティーバス導入地区になります。

 

BRTはBus Rapid Trannsitの略であり、バスレーンの導入や
PTPS(赤信号や青信号の短縮を交通状況によって変更するシステム)
など走行環境の改善により、バスの定時制や速達性を
確保することで利便性・快適性を高めたバスシステムです。

 

成田市とほぼ市域は同じでありながら人口42万人と
成田市の3倍程の人口密度があることを思うと、
バスネットワークで交通網を構築しているのも納得できます。

 

BRTについては県や警察、国と連携をしながら、
段階的に整備を進めており、一方でコミュニティーバス
導入地区については、市民協働の手作りコミュニティーバスと
名を打って地域住民が主体的に運行計画を作成して
いるとのことでした。

 

運行計画の段階から市民が参画することで、
自らが経営感覚を持って運営できるとのことであり、
地域自らが利用促進に取り組むことで、収支と経費の
バランスを考えて運賃設定も行うようになるようで、
収支率についてはなんと60パーセント(かなり高いです。)
の地区もあるとのことでした。
 

 

成田市においては、コミュニティーバスや民間事業者の
路線バス、スクールバスや福祉バス、オンデマンド交通など
様々な交通手段が、バラバラに入り組んでいます。

 

これらを整理、効率化を図るためにも同計画の必要性を
感じたとともに、BRTやコミュニティーバスの市民参画の
仕組みについてなど成田市においても参考になると感じました。

 

成田市議会議員
雨宮しんご
< 前のページへ戻る

千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

月別アーカイブ

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

詳しい県政活動はこちら あましんレポート
トップぺ戻る