総務常任委員会行政視察3日目
昨日は、遅延に遅延が続き1時はどうな
るかと思いましたが、3時間半ほど予定
より遅れるも、無事に那覇空港を出発
でき23時手前、カーフューにかかる
ことなく成田空港に着陸することが
できました。
さて、糸満市の行政視察についてです
が、「ふるさと納税」の取り組み状況
についてお話を伺いました。
さと納税の受付を開始し、5千円以上
納税した場合には御礼としてうなり
くんグッズをプレゼントしていますが
成田市民ならまだ「うなりくん」でも
喜ばれるかもしれませんが、今人気の
「ふなっしー」ならともかくこれでは
実績が少ないのもわかるような気がし
ます。
この「ふるさと納税」は表向きには
納税意欲の向上や、故郷への意識向上、
税収の減少に悩む自治体に対する格差
是正の推進が目的とされています。
ですが、現実的には納税のお礼として
もらえる特産品合戦になっており、
納税額における還元率の高さや、もら
える特産品などをまとめたサイトも
登場するほど、人気を集めています。
糸満市では、農産物や琉球グラス等を
特典にしていることもあり盛況な状況
が続くようであれば、納税額の1割程度
を手数料とした外部委託も想定してい
るとのことでした。
一方で、ふるさと納税の今後の展望につ
いては、納税者が納めた税金を教育や
福祉など使徒の指定ができることから、
寄付者の想いを生かしていきたいとの
ことであり、制度趣旨を逸脱すること
なく特産品競争には加わらないとのこ
とでした。
ふるさと納税についてはパンフレット
の作成やリピーターへの案内、ホーム
ページ作成や、ポータルサイトへの
掲載依頼(有料)、クレジット決済や
特産品の協力企業の掘り起こしなど、
納税額以上の経費がかかっていること
が想定されます。
その意味では、ふるさと納税の制度を
PR事業として割り切り、寄付と同額の
特産品を用意するといった展開が成田
に合っているのではないかと感じた
次第です。
成田市議会議員
雨宮しんご
千葉県議会議員
雨宮 しんご
Shingo Amamiya
- 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
- はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
- 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
- 千葉県立富里高等学校
- ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
- 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
- 成田市議会議員 4期
- 第41代 成田市議会議長
- 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
- 第33代 成田商工会議所青年部 会長
- 成田青年会議所OB
- 千葉県中小企業家同友会東総支部
- 千葉県富里高等学校同窓会 会長
- 中学校PTA会長
- 日本サーフィン連盟公認インストラクター
- 海上安全指導員
- ※歴任を含む