活動日誌

新学期のスタート。この時期は子どもの自殺が多発。その原因は意外なものでした。

日常のこと

みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

長い夏休みがおわり、いよいよ二学期がスタートします。

わが成田市の小・中学校では、8月31日(木)が始業式となっています。

 

そんな今日は「子どもの自殺」について書きたいと思います。

わたし自身にとっても、小学生の子を持つ親として看過できないテーマです。

 

内閣府が18歳以下の子どもの自殺を調査したところ、夏休みなど長期の休み明けに自殺が集中していることが分かりました。

 

特に8月末から9月上旬に増加傾向がみられ、過去42年間の日別統計では、9月1日に計131人、続いて4月11日の99人と、新学期のスタ-ト時に自殺者が多いことが明らかになっています。

 

続いて警察庁の統計によると、昨年、320人の小中高校生が自殺しています。

 

小学生が12人、中学生93人、高校生215人。

このうち3分の2が男子だったとのことです。

 

次に自殺の原因ですが、以下の通りとなっています。

 

「学業不振」など学校問題・・・36.3%

「親子関係の不和」など家庭問題・・・23.4%

「うつ病」など健康問題・・・19.7%

 

と多岐にわたっています。

 ※学校問題のうち、いじめが原因とされたのは6件(全体の1.9%)でした。

 

わたしはこの発表に接するまで、こどもが自殺する要因は、「いじめ」が主要原因であろうと、根拠なく思い込んでいました。

 

ですが、どうやら大きな間違いであったようです。

 

小・中学生における上位3位は、「学業不振」、「家族の叱責」、「親子関係の不和」となっていて、つづいて4位に「友人との不和」となっており、ここにいじめが含まれているのだと思います。

 

小・中学生の段階では、主な生活の場は家庭ですので、原因が「家族関連」に集まっていることが分かります。

 

また意外だったのが、自殺原因の「入試の悩み」の比重が、高校生や大学生より小・中学生のほうが大きかったことです。

 

年少の児童にとって過酷な受験勉強は、心身に大きな負担となっていることがわかります。語弊はあるかもしれませんが、子どもが望まない早期受検の強制は、ある意味、児童虐待に相当するのかもしれません。

 

親にとって、「子ども=命」(同義語)だと思います。

 

子どもが親との関係に悩み、苦しみ、そして死を選ぶ、などということは絶対あってはならないことです。

 

子どもとのふれあいをもっと深め、絆を築くためにも、どんなに忙しくても話し合う時間を作り、叱った後は抱きしめるくらいのわかりやすい愛情表現の必要性を感じます。

 

「あなたは わたしの 宝物」

 

照れくさくて敬遠してしまいがちな言葉ですが、わたしも愛情を言葉で表現したいと思います。

それではまた明日!

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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